LINEのいじめを防止!親や先生ができるいじめ対策を考えてみました
最近はLINEでいじめだの、無視だの嫌なニュースが続いていています。いつの世もいじめは中々なくならないものですね。
とは言っても嘆いてばかりもいられません。なんとかしていじめを察知し、早急に対策をすることが大人の責任ですから。
そこで今日はLINEを使ったいじめの対策と言うか、予防策を考えてみましたので紹介します。親御さんや学校の先生方の参考になればうれしいです。
まずなぜLINEなのか
今の大人(私は34歳)がいじめと聞いてイメージするのは、グループ数人で一人をからかったり、無視したり、中には日常的に暴力をふるうなどだと思います。
しかし、これらは目で見てわかるもので、わかりやすい、いじめを察知しやすい例です。これらが学校外、家庭外など水面化で行われると途端に大人は察知しにくくなります。
特に思春期だと部屋から出てきませんので、自分の子どもであっても普段何をしているかわからない親御さんもいると思います。
しかも、子どもにとってはスマホとLINEがあれば部屋から出ずに友だちとコミュニケーションが取れます。これが良くもあり、悪くもあるLINEの特徴です。
携帯電話がなかった昔なら、わざわざ共有部に置いてある固定電話を使わなければなりませんでした。
親もその電話の内容をそれとなく聞くなどすることで保護者の役割ができたと思いますが、それが今はできなくなっているのです。
最近の傾向
こちらを見てください。
10代のLINE利用率は90%!女性のLINE利用率が高いことが判明
先日、日本におけるLINEユーザーは5,000万人を突破したということでしたが、10代に焦点をあてるとなんと90%が使用しています。
つまり、子どもがスマホを持ちたい理由としてはほぼLINEを使いたいからといっても過言ではないと思います。
LINEはコミュニケーションアプリですから、子どもにとってこれは自然な流れだと思います。
「使えなければ仲間はずれにされる」「話題に置いて行かれる」です。これは昔で言うテレビやゲームの話題と同じですね。
それ自体が「やりたい」のではなく、「みんながやっているから」がきっかけです。
ただ、LINE自体が悪いのではなく、LINEを使えば部屋から出なくてもコミュニケーションが取れてしまう、授業中であっても先生が気付かれずいじめができてしまう、ことが悪いのです。
つまり、いじめが完全ブラックボックス化していることが問題で、大人が察知できなければいじめを防ぎようがありません。
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LINEのイジメを疑似体験!何気ない会話からこんな風にイジメに発展する!
ではLINEのいじめをどうやって防ぐ?
前置きが長くなりましたが、私なりに対策を考えてみました。
方法としては1つ強力な予防策があります。それは「検索」です。
LINEには最近検索機能がつきました。これはiPhoneでもAndroidでも同じです。
この検索機能を使って、いじめをイメージさせるような言葉がないか検索するだけです。
具体的な方法はこちらに書いています。
LINEのいじめを防止!むしろいじめを見抜くためにLINEを使う方法!
ではここでいじめをイメージさせる言葉とはどんなものか例をあげます。
キーワード
死ね、殺す、無視、てこい(買ってこい、やってこい)、バカ、ブス、ブサイク、ムカつく、ぼっち
などですかね。ここで注意点としてはひらがな、カタカナ、漢字は全て区別されますので注意しましょう。
例えば、「死ね」で検索しても「シネ」「しね」「死んでほしい」は検索に出てきません。コツは「死」で検索とか「(●●し)てこい」で検索するようにしましょう。
もしいじめを見つけたら
証拠としてログを取ったほうがいいでしょう。こういうところはデジタルの強みですね。
ログの取り方、バックアップの取り方はこちらです。
LINEトークや写真を一括でバックアップする方法と復元する方法を解説
まとめ
いかがでしょうか。LINEを逆手にとっていじめを察知する方法を紹介しました。これを使うことで芋づる式といいますか、数多くの友だちリストや膨大なトークがあったとしても一発でいじめの予兆を察知することができます。
しかもものの5分あればできますので、親御さんならお子さんがお風呂に入っている隙に、先生なら授業中にスマホを使った罰にスマホを取り上げて、などいろいろ工夫しましょう。
子どもにもプライバシーがあるので、苦渋の選択かもしれませんが、全てのトークを見るわけではなく(検索するだけ)、子どもをいじめの被害者にも、加害者にもさせないためと割りきりましょう。
この記事が参考になれば幸いです。
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