LINEのいじめを防止!むしろいじめを見抜くためにLINEを使う方法!
最近LINEがいじめの温床になっているというニュースが多くて、心配されている親御さんも多いのではないでしょうか。学校の先生も同様で、やはり生徒がいじめにあっているか心配されている方もいると思います。
私も、もし将来子どもがスマホを使わせる時、何かのきっかけでいじめにつながるのではないかと不安になるかと思います。今日はそんな方々のために、LINEを使ったいじめを防ぐ方法を紹介したいと思います。
最近のいじめの傾向
少し前までは掲示板などの書き込みでいじめるということが多かったのですが、最近はいじめの場がLINEにシフトしつつあるようです。こちらの記事を見てください。
ネット監視の民間委託廃止 いじめや犯罪、LINEに移行
県教委は、インターネット上の悪質な書き込みを民間に委託して監視する事業を新年度から廃止する。
生徒間のやりとりに無料通信アプリ「LINE」が使われるようになったことで、ネット掲示板などの書き込みが減少し、教員による監視で対応できるようになったためだ。ただ、LINEを使ったいじめや犯罪は相次いでおり、今後は生徒の情報モラル教育に力を入れる。
この記事の通り、県教委はネット上のパトロールをやめるようです。その理由としてネット上の掲示板などでのいじめが急減し、LINE上でいじめが急増していることが背景にあるようです。そうするとますます親御さんや先生の力が重要になってきますよね。
ちなみにどのようにLINEイジメに発展するか疑似体験できるサイトもあるので紹介します。
LINEのイジメを疑似体験!何気ない会話からこんな風にイジメに発展する!
いじめ防止にLINEを活用
LINEがいじめの温床となるなら使わせないのが一番です。しかし、これほどLINEが世間に浸透してしまうと子ども全員に使わせないのは現実的ではないと思います。特定の学校だけ、特定のクラスだけで使わせないということも不可能でしょう。
かと言ってLINEのいじめから守るために自分の子どもにLINEやスマホを使わせないのも、仲間はずれになりやすく、いじめがエスカレートするのでは本末転倒かと思います。
仮に禁止することで一時的にも効果があったとしても、結局形を変えていじめが続くこともあります。つまり禁止することがいじめを無くすことにつながるとは限りません。
そこで私は発想を変えて、「LINEを使わせない」のではなく、「LINEを使わせることで逆にいじめをいち早く感知する」という方法を考えました。
結果としてLINEはいじめを見抜く非常に強力なツールとして使えることがわかりました。
それではその方法を紹介します。
方法
みなさんはLINEの検索機能はご存知でしょうか。LINEトークやメッセージの内容を検索する機能ですね。これを活用します。
LINEトークの上部で検索欄があります。ここでいじめに関連するワードを探します。例えば、
- 死ね
- キモい(きもい)
- 来るな(くるな)
- てこい
などですね。「来るな」は「(学校に)来るな」などを捉えるためです。同じく「てこい」というのは「(ジュースを買っ)てこい」など●●してこいというパシリ系の指示を捉えるためです。
このように検索結果が反転して一発でわかります。
まとめ
このようにLINEはいじめの温床かもしれませんが、一方でいじめを感知できる非常に強力なツールであることもわかるかと思います。改めてまとめるとこんな感じです。
- 検索を使うことでいじめの可能性があるやりとりが一発で出てくる
- いじめっこ、いじめられっこのどちらかのスマホだけでこの対策が打てる
- 10秒もあれば検索できるので例えばトイレに行った隙でも調べることができる
- 先生であればスマホ没収を装って見ることもできる
LINEのいじめを逆手にとって、ぜひこの方法でイジメを根絶してください。
ちなみにどのようにLINEイジメに発展するか疑似体験できるサイトもあるので紹介します。
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