LINEは現代のメインの連絡手段として普及していますが、TwitterやFacebookなどのSNSとは違った雰囲気がありつつ、メッセージの既読やタイムラインなどといった似たような機能の共通点があります。
Facebookには足跡機能はついていないのですが、、Facebook利用者の中には「相手のプロフィールページを訪問すると足跡がつく」と思っているユーザーもいるようです。きっとmixi時代の名残で「足跡」や「閲覧履歴」などの機能に敏感なのかもしれません。
もしかするとLINEユーザーの中にも「相手のホーム画面を見ると足跡がつく」「相手のタイムラインを見ると閲覧履歴に残る」と思っている人もいるのではないでしょうか?
そこで今回は、LINEの足跡機能について取り上げました!ホーム画面やタイムラインを見るだけで相手にわかるのか、そしてなぜ「足跡機能がある」と不安になる人が出てくるかまで解説します。
LINEのタイムライン閲覧者や閲覧数がわかるって本当?
LINEのメインの使用目的は友達や家族、知り合いとの連絡をとるツール。従来のメールや電話から、LINEのメッセージや無料通話に変わったのです。
しかし、LINEの機能はそういった「連絡手段」だけではありません。タイムラインやスケジュール、イベント管理など、他のSNSと似た機能もついているのです。
LINEのタイムラインに自分の日記やつぶやきたいことを投稿している人も多いでしょう。するとあるとき突然「LINEのタイムラインに投稿したら、その投稿を見た人や閲覧数がわかる」という噂が立ちました。
こちらが実際のタイムラインの投稿です。投稿の下にスタンプボタンやコメントボタンなどがありますが、どこにも閲覧履歴や閲覧数のようなものは見当たりませんね。自分の投稿を見た場合も同じでした。
投稿の右下にあるアイコンをタップすると、その投稿に対して様々なスタンプで「いいね!」した人の一覧が表示されました。ここには「いいねした人」「いいねされた数」は表示されています。
しかし、実際にその投稿を見ただけでいいねしていない人も多いわけですから、これらが「閲覧者」「閲覧数」になることはありません。
つまりタイムラインのどこを見ても閲覧者や閲覧数はわからないということ。この噂はデマだったんですね。
「LINEのホーム画面見たら相手にわかる・バレる」という噂も
LINEでホーム画面を見れる相手というのは限られており、あなたと友達になっている人だけです。
しかし例外として、タイムラインに誰かが「いいね!」のスタンプを押していたり、コメントしていたりした場合、その人のアイコンをタップするとホーム画面を見ることができます。
こちらがホーム画面です。実は一部ユーザーの中で「誰かのホーム画面を見たら、そこに足跡がつく!」という噂も立っているようです。
相手のホーム画面を見ただけではどこにも足跡や閲覧履歴のような表示はなかったため、自分のホーム画面を確認してみました。さらに各設定画面などもチェックしてみましたが、どこにも「足跡」のような機能は見当たりませんでした!
結論を言うと「足跡がつく」という噂もデマだと言えます。相手に「自分が訪問した」ということはわかりませんし、逆に自分に「○○さんが訪問しました」のような通知もないということです。
LINEの足跡機能について(2019年/2018年)
ここまで「タイムラインを見たときの閲覧者・閲覧数」と「ホーム画面を見たときの足跡」について解説してきました。結論、どちらにも足跡はついておらず、自分が相手を覗いていても気付かれないということがわかりましたね。
実はLINEにはリリース当初から足跡機能なんてついておらず、2018年、2019年もずっとその状態です。
かつてメインのSNSだったmixiには足跡機能がついており、実際にユーザーは足跡をチェックしていた時代もありました。
しかしLINEはどのSNSよりもクローズド(閉鎖的)なSNSで、相手のIDや電話番号がわからないと連絡を取り合うことができません。名前で検索できないため、IDと電話番号だけが頼りなのです。
もしくは実際に会って「ふるふる」機能を使うか、友達に紹介してもらうかです。
Twitterなどはもちろんダイレクトメッセージで連絡を取り合えますし、Facebookには無料通話機能もあります。しかしLINEがここまで安定して連絡手段として使われているのは、このクローズドな特徴があるからこそだと言えます。
もし足跡機能がついていて、ホーム画面の訪問が相手にわかってしまい、相手から友達申請が来るなら他のSNSと同じになってしまい、「閉鎖的」とは言えませんよね。
「LINEのホームやタイムライン見たらわかる」と不安になる理由
ではなぜLINEユーザーはここまで「タイムライン見たら相手はわかる。バレる」と不安になってしまうのでしょうか?それはLINEの既読機能に原因があると考えられます。
この画像のように、LINEのメッセージを相手が見たら既読がつくということは誰でも知っているでしょう。
「しっかりメッセージは読んでくれたな」と思う反面「なんで既読になってるのに返信しないの?」とか「既読つけて後から何か言われるのが面倒だから、開かずに気付かなかったふりしよう」と考える人も多いのです。
ユーザーは「既読」の表記にデリケートであるため、それに似た「足跡」とワードや機能にも敏感になっているのかもしれませんね。
繰り返しになりますが、LINEには既読がついても足跡はつかないので安心してください!
ラインのスケジュールには足跡に似た機能はある!
ただ一つ「足跡」に似た機能を挙げるとすれば、LINEのスケジュール管理やイベント管理の機能です。
LINEでは何か「仲間で集まろう」といったときに簡単に取りまとめられるように、スケジュールを調整したり、出欠をとったりする機能があります。その機能ではユーザーの参加表明を見て幹事役が管理するため、出欠を答えることで足跡のように残るようになっています。
スケジュール機能で自分の名前が残るのは必要不可欠なのです。
LINEには足跡は残らないことを覚えておくのと共に、ぜひスケジュール機能も利用してみてくださいね!