【LINE】通報とは?したら・されたらどうなる?表示やアカウント凍結など
- 2017/5/10
- LINE
私たちは普段の連絡を取るときに、当たり前のようにLINEを使っています。しかも新しく出会った人と連絡先を交換するときも、メールアドレスよりもLINEのIDを交換し合うことが増えました。
LINEの連絡先交換方法にはいくつかあります。
①電話番号をスマホの連絡帳に登録して同期する
②ID検索(18歳以上)
③ふるふる(LINEアプリ内の機能)
④友達から紹介してもらう
⑤電話番号検索
この中で②と⑤は、相手のIDか電話番号を知っていれば18歳以上なら誰でも友達を検索することができます。しかしインターネット上で自分のIDや電話番号を公開している場合、まったく知らない人から突然友達登録をされることも!
さらに、気軽に連絡先交換ができるため、よく知らない人でもLINEを教えてしまうこともあるでしょう。
そういった相手からスパムや嫌がらせ、出会いを目的として行為をされる可能性があることを忘れてはいけません。
そこで今回は、LINEで迷惑な人を通報する方法を解説します。通報のやり方と、通報した側・された側はどうなるのか、警察は動くのかなどの疑問について取り上げました。
LINEでの通報のやり方
まずはLINEでの通報のやり方を覚えておきましょう。ブロックと通報は違うので、やり方も異なります。
通報したい相手とのスレッド(やり取り履歴)を開き、右上のボタンをタップしましょう。LINEの着せ替えによってデザインが異なります。
続いて「設定」のアイコンをタップして、設定画面に移動しましょう。
設定画面に移動したら下にスクロールして「通報」をタップ。
さらに、相手を通報する理由を上記4つの中から選びます。横の丸の中にチェックを入れたら「同意して送信」をタップしましょう。
以上で通報は完了ですが、ついでに相手をブロックするかどうかを選べます。そのままブロックしたい場合は「ブロック」を、様子を見たい場合は「キャンセル」をタップしましょう。
LINEで通報されるとどうなる?プロフィールやひとことの表示、凍結まで
ここで通報された側はどうなるのでしょうか?実際に通報したアカウントをブロックせずに、そのまま様子を見てみました。
まず友達一覧で確認すると、ブロックしていないため普通に一覧の中に表示されていました。相手のプロフィールを確認しても通報前と後では何も変わりはなく、自由にコメントが書ける「ひとこと」の欄に変化はありません。
実は通報されても自分に何も知らされることはありません。友達一覧にも普通に表示されているため、他の友達にも通報されたことはバレません。
ただし、LINEの運営側はきちんと通報されたアカウントを確認し、どこに問題があるかを審査しています。もし通報された内容と同じ行為(スパムや出会い目的など)が見つかれば、そのアカウントを凍結するという措置も取るのです。
自分が通報されたとは知らない人は突然アカウント凍結されて使えなくなりますが、凍結期間が定められています。期間は2、3日だけの人もいれば1週間以上の人もいるなど、人によってバラバラになっているようです。
もし何度も悪質な行為を繰り返している場合、凍結されたままアカウント削除されてしまう可能性も高いため、LINE含むSNSでは迷惑行為をしないように注意しましょう!
LINEで通報した側はどうなる?通報したらばれる?
それでは逆に通報した側はどうなるのでしょうか?もし自分が通報したことがバレた場合、ネット上だけの付き合いならまだしも、リアルでも付き合いがある人だと仕返しされるのが怖いという人もいるのではないでしょうか。
しかし安心してください。通報された人には「誰が通報したのか」という情報開示は一切されませんし、そもそも通知などで「通報されたこと」自体知らされることはありません。
また、LINE運営側がチェックするのは通報された方のアカウントです。なので、自分が通報したからといって自分のアカウントが調べられるということはないため、この点に関しても心配することはないでしょう。
ただ、「自分が通報した相手がどうなったか」というお知らせや通知を受け取ることもありません。
いつの間にかLINEから消えているか、アカウントを作り直しているか…通報した後で相手の様子を知りたいなら、ブロックせずにそのまま残しておいた方がいいかもしれません。
LINE通報何回かすると警察が動くって本当?
最近、LINEを使った暴露事件や犯罪なんかもニュースになっています。LINEアカウントを使って犯罪に近い行為を繰り返していると、いろいろな人から通報されることもあるでしょう。
その場合、通報を受けて警察が動くことがあるのかも気になる点ですよね。
しかしLINE通報で実際に警察が動いたというケースは少なく、明確に犯罪に絡まない限り警察は動かないようです。
「LINEの友達が麻薬をやっていて、自分にも進めてきた」
「グループLINEで自慢げに盗難や盗撮をしたことを話していた」
といったパターンでLINEに通報した場合、LINEの運営がアカウントのトーク履歴をチェックして、運営から警察に連絡する可能性はあります。
もし明らかに犯罪であることがわかるような内容を見つけたら、LINEに通報するよりも直接警察に通報し、すぐに捜査に動き出してもらった方がいいでしょう。
とはいえ、LINEを家族や友達との連絡手段、会社の業務連絡に使っている程度なら普通のことですし、普通に使っていれば誰かから通報されることもありません。
LINEの通報が間違いだった場合解除はできる?
LINEでは簡単にブロックできますが、通報する場合の通報ボタンは少し入り組んだところにあるため、簡単に通報することはできません。
しかしユーザーの早とちりや勘違いで間違えて友達を通報してしまうこともありますよね。自分のミスのせいで友達のアカウントが凍結されたら大変だと、通報の取り消しや解除をしたいときもあるでしょう。
ですが、残念ながらLINEには通報を取り消す機能はありません。一度送信された通報はそのまま運営に届き、遅かれ早かれ相手のアカウントは審査されます。
ただ、本当に友達に何の問題もなければ凍結されるということはありませんし、運営側がチェックしたうえで何か問題があったらあったできちんと対処してもらえるでしょう。
LINEの通報のやり方を覚えて、迷惑なアカウントを通報し、運営に対処してもらいましょう。