誰でも超簡単にLINEスタンプを作る方法を解説

LINEトークで大活躍のスタンプですが、スタンプショップでの検索もしやすくなり、クリエイターズスタンプの数・種類も充実しています。

そんなスタンプを、自分で作ってみたいと思った事はありませんか？ここでは、iPhoneだけでスタンプを作る方法を、取り上げてみます。

iPhone版LINEスタンプの作り方をどこよりも詳しく解説

１．LINEスタンプのガイドラインをチェック！

実際に作り始める前に、LINEのクリエイターズスタンプに関する、制作・審査ガイドラインを把握しましょう。

当たり前ですが、これらに違反していると審査には通りません。ガイドラインは細かく書かれていて、何だか難しそうですが、一般的な常識と良識を守れば、問題無いと思います。

LINEスタンプ　制作ガイドライン
LINEスタンプ　審査ガイドライン

２．必要枚数とサイズ

LINEガイドラインの中にも記載がありますが、スタンプ制作の一番のポイントとして、画像の必要枚数と、サイズを確認しておきましょう。

トークルームタブ画像、メイン画像、スタンプ画像それぞれで、指定画像サイズが違います。

・トークルームタブ画像：W96×H74 pixel／１個
・メイン画像：W240×H240 pixel／１個
・スタンプ画像：W370×H320 pixel（最大）／４０個

３．下描き

　
ここでは、イラストをペンと紙で下描きをして、iPhoneに取り込む方法で作ってみたいと思います。絵の下手さは、見逃してください。

下描きは、折れ目などの無い真っ白な紙に、黒ペンを使いました。輪郭はしっかり描いて下さい。ここでは、イラストのみですが、一緒に文字を入れても良いです。

４．取り込み＆色付け

下描きしたイラストを、アプリでiPhoneに取り込みます。同じアプリで色付けもできます。

＊使用アプリはコレ！
ArtStudio LITE

下描きをiPhoneに取り込む

アプリ起動→メニュー画面の「File」→「Import from Photos」→下描きの画像をタップ
　 　

色付け

アプリのメニュー画面「Layer」→新規レイヤーを２個作る→一番後ろのレイヤーは白色にする（＊色のファイル形式は全てRGB）→２番目のレイヤーに色付け（文字がある場合は、文字にも色付け）→一番後ろのレイヤーを消す、又は隠す
　 　

保存

アプリメニュー画面の「File」→「Export to Photos」→「Image has been～」の「OK」をタップ
　 　 　

６．色範囲修正＆透過処理

次に、イラストのはみ出した色の修正と、背景透過処理を行います。忘れる人も多いらしいですが、この背景透過処理を行わないと、LINEのスタンプ審査には通りません。

＊使用アプリはコレ！
背景透過－写真を切り抜きや合成写真,Instagramに写真をまとめてアップできる

色付け範囲修正＆透過処理

アプリを起動→画面左上の写真アイコン→画像開く→下アイコンバーの「削除」→編集画面下の「削除」と「選択エリア」で作業→編集画面右上の「完了」をタップ
　

保存

画面右上の矢印アイコン→「NORMAL」→「PNG」→「SAVE」をタップ
　

７．サイズ変換

2番にあるように、画像はそれぞれ指定サイズがあります。ここでは、スタンプの画像サイズ（最大W370×H320）に変換してみます。

＊使用アプリはコレ！
バッチリサイズー複数の写真をまとめてリサイズ

サイズ変換

アプリ起動→「カメラロール」→画像にチェックマーク→画面上のサイズ確認→他のサイズにする場合は、リサイズ一覧から選択、もしくは、リサイズ一覧画面右上の＋マーク→リサイズ設定画面で、任意の数値を入力→リサイズ設定画面右上の「完了」をタップ
　 　

保存

アプリ内カメラロールの画像に、チェックが入っているか確認→画面右上の矢印マーク→出力先で「カメラロール」をタップ
　 　

＊ここまでの全工程を、スタンプに必要な４２枚分、繰り返し作業します。全て完成したら、後はLINEに申請し、審査に通る事を祈るだけです。

今回は、初心者の筆者が色々と試してみて、一番作りやすかった方法を、ご紹介しました。初めは大変ですが、アプリの操作に慣れれば、サクサク作れると思います。

この他にも、色々な作り方があります。もっとこだわれば、iPhoneだけでも、それなりのクオリティのスタンプが作れると思います。ぜひ、挑戦してみて下さい。

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