お米を今より劇的においしくするためのたった6つの工夫(後篇)
- 2014/10/9
- お米
前回からの続きです。前回記事はこちら。
お米を今より劇的においしくするためのたった6つの工夫(前篇)
お米の洗い方
お米の洗い方のコツはスピードです。最初の2~3回は水を入れても数回かき混ぜたらすぐ捨てましょう。
水は吸水性が抜群です。一方で最初の水はお米の糠(ぬか)が溶け出していますから、それをお米が吸収する前に捨てることが重要です。
そうしなければお米が糠(ぬか)臭くなってしまいます。
次に洗い方は野球のボール持つような手の形をしながら、なべの内側にそって30回ほどかき混ぜて洗います。これを2~3回繰り返してください。
まとめると、
1.水を入れる。
2.数回かき混ぜる。
3.水をすぐに捨てる。
4.1~3を2,3回繰り返す。
5.水を入れる。
6.30回ほどかき混ぜて洗う。
7.水を捨てる。
8.5~7を2,3回繰り返す。
となります。
ここで絶対やってはいけない注意点として、洗濯物のようにギュッギュッと押しつぶすように洗うことやお湯で洗うことは厳禁ですので注意しましょう。
最後に炊く前の水の計量もちゃんと計量しましょう。炊飯ジャーのなべの内側に目盛りがついていますのでそれを目安にします。わからない場合はお米と水の量は1対1と覚えておきましょう。つまり、お米を1カップ洗ったのであれば水も1カップでかまいません。炊く時は万遍なく炊けるようにお米を平らに均しておくとムラなく炊きやすいです。
お米の炊き方
同じお米でも私が感動を覚えるぐらいお米がおいしくなった方法です。私の場合はマイコンからIHにしたことでお米が劇的においしくなりました。本当にあの感動は今でも忘れられません。「お米ってこんなにおいしいの!?」と思った瞬間でした。
いまさらですが、炊飯ジャーのメーカーはZOJIRUSHIさん、TIGERさんが2強ですね。絶対の安心感があります。
マイコン
最大のメリットは安いということです。6千円が相場で一人暮らしにはちょうどいいかもしれません。しかし、局所的に加熱するタイプですので炊きあがりにムラがでます。前述のとおり本趣旨にそぐわないのであまりおすすめはしません。
ZOJIRUSHI マイコン炊飯ジャー 3合炊き NS-UC05-WB
IH
炊飯ジャーのスタンダードタイプです。釜全体に熱を伝えて炊きムラを抑えます。ふっくらと炊きあがり同じお米でも別格の炊きあがりを見せます。記事を書いているだけで味が蘇ってきます。こちらは本当にオススメ。
値段も跳ね上がる・・・と言いたいところですが最近は1万円程度でかなりいいものが入手できるようになっています(私が買った時は5,6万円しました)。下記はレビューが300件ついていて★4以上を保っています。
ZOJIRUSHI IH炊飯ジャー 極め炊き 3合 NP-GE05-XJ ステンレスブラウン
圧力IH
私はまだ手を出せていません。IHで十分満足しているので圧力IHとなると想像を絶するおいしさだと思います。圧力をかけて炊くので中までふっくら炊きあがります。冷めても弾力があり、お弁当などのご飯でもおいしいらしいです。また、栄養満点だけど食べにくい玄米も食べやすくなるそうです。玄米で食べられる方はぜひ試してください。
ZOJIRUSHI 圧力IH炊飯ジャー 【1升炊き】ステンレス NP-HJ18-XA
料理と相性のいい品種
品種によって相性のいい料理もあるそうです。こちらの出典はZOJIRUSHIさんです。五ツ星お米マイスターの西島豊造氏、金子真人氏が提唱されているそうです。
和食
コシヒカリ
ヒノヒカリ
あきたこまち
ななつぼし
まっしぐら
あいちのかおり
洋食
ゆめぴりか
ひとめぼれ
ヒノヒカリ
にこまる
夢しずく
コシヒカリ
おにぎり
はえぬき
にこまる
コシヒカリ
ヒノヒカリ
森のくまさん
つや姫
オールマイティ
さがびより
あきたこまち
ひとめぼれ
ヒノヒカリ
コシヒカリ
にこまる
やはりコシヒカリは何にでも合って美味しさに定評ありますね。コシヒカリなら間違いないです。他にもありますので気になる方はZOJIRUSHIさんのライスマイルサイトを御覧ください。
まとめ
いかがでしょうか。ここまでお米をおいしく食べる方法として
1.買い方
2.保存方法
3.計り方
4.洗い方
5.炊き方
6.料理との相性
の6つを紹介しました。毎日食べるものだからこそ少しでもおいしく食べたいです。
炊飯ジャーを買う以外は日常のちょっとした工夫でできることかと思いますので試す価値はあるのではないかと思います。