お米を今より劇的においしくするためのたった6つの工夫(前篇)
- 2014/10/8
- お米
お米を今より劇的においしくするためのたった6つの工夫(前篇)
みなさんはせっかくなら毎日食べるお米を今より美味しく食べたいと思ったことはないでしょうか。
実はお米は同じ品種でも食べ方の工夫しだいで今よりも劇的においしくなります。事実、私は一人暮らしの時に、自炊をしてもご飯はあまりおいしく感じなくなったので自炊ではほぼご飯を食べなくなっていました。それがたまたまですが、当時これから紹介するうちの1つを試したら、本当に「これが同じお米!?」と感動するほどおいしくなりました。
そんな私が試した方法以外にもお米をおいしくする方法をまとめましたので紹介します。
お米の買い方
一般的にあまり腐るといったイメージのないお米ですが、実は野菜などと同じく腐ります。正確に言えば空気に触れて酸化することで味が落ちていきます。
そのため如何に酸化させないか、空気に触れさせないかということがポイントとなります。
まず空気に触れる大きな原因は精米です。精米とは収穫後のもみ殻がついた状態(玄米)からみなさんが普段食べている状態(白米)にすることをいいます。しかし、この精米をすることによりお米が直接空気に触れ、酸化を早めます。よって、精米は極力食べる直前がベストです。お店では袋に、ネットでも商品ページに必ず精米日が書いてありますので、精米日が極力近いものを選びましょう。
最近では玄米で購入して家庭で精米する方もかなり増えましたね。おいしいご飯を食べる、こだわり派のご家庭やお子さんがいらっしゃるような家庭だと食べる直前に自宅で精米する方も多いようです。精米機も1万円ほどで手に入るのでこちらもおすすめです。レビューもほぼ5の満点です。
TIGER 精米器 アーバンベージュ RSE-A100-CU
同じ理由で白米で買う時は、1ヶ月で消費できる量にしてください。1ヶ月を超えると味が落ちていきます。但し、あくまで白米の話ですので玄米の状態でしたらもっと長持ちします。
お米の保存方法
次に保存方法です。お米を買うと必ず袋に入っているかと思いますが、これをそのまま保存してはいけません。袋には空気穴がついているので、お米は空気に触れさせなければならないというように思われがちです。しかし、あの空気穴は運送中に袋が張って破れることを防ぐために開いているだけですので、受け取った後は一刻も早く空気に触れないようにするべきです。
よって、家に持って帰る(通販なら家に届く)とすぐにジップロックなどで真空パックして保存しましょう。その時精米日も書いておくと1ヶ月以内に消費する目安になるかと思います。
また、高温多湿の環境はお米に虫が湧いたり痛む原因になりますので年中を通じて冷蔵庫で保存することをおすすめします。
お米の計り方
お米の計り方も重要になります。お米の量をしっかり計っておかないと炊く時の水の量を間違えてしまいます。誰にでも炊く時の水の量を間違えた時のべちゃっとした柔らかいご飯やかたいご飯だった時、せっかくのおいしいお米が散々だった経験があるはずです。そうならないためにもここできちっと計る必要があります。
といっても難しいことはありません。計量カップでお米をすくってすりきりにするだけです。
ちなみにすりきりとはカップよりお米を多めにすくって、余剰な部分を棒などで落とし、カップと同じ量にしたことを言います。
あくまでも力を入れずに自然にやることがコツです。
記事が長くなりましたので続きはこちら。
お米を今より劇的においしく食べるためのたった6つの工夫(後篇)