LINEモバイルと他の格安SIMの徹底比較ランキング(料金、容量、速度)

iPhoneは使えるの?料金は本当に格安?速度は速い?デメリットは本当にない?LINEモバイルで【お得になる】のはこんな人といった「LINEモバイル」の気になることをを解説

格安SIMの黒船「LINEモバイル」。LINEはもちろん主要SNSの通信は無料ということで大きな期待をされていましたが、9月5日についに全貌が明らかになったので他社の格安SIMとのメリットデメリットを比較していきたいと思います。

利用者が一番気になる本当に安いのはどの格安SIMなのか、毎月使える通信容量はどれくらいか、速度は本当に速いのか?など比較していきたいと思います。

LINEモバイルのサービス概要

まずは公開されたLINEモバイルのサービスから紹介していきましょう。プランとしては2つ用意されています。

  • ①LINEフリープラン
  • ②コミュニケーションフリープラン

の2つです。ひとつずつ説明しましょう。

フリープランの料金と容量

こちらが料金プランです。

linefreeplan

こちらのフリープランは月額500円から使えます。SMSをつけるなら620円、音声通話をつけるなら1,200円となります。通信容量は1GBです。

安さもすごいのですが特筆すべきは「カウントフリー」です。つまりLINEが使い放題ということです。トークでメッセージのやりとりはもちろん、通話も画像も動画も通信料がかかりません(例外は後述)。

LINEはもともと無料アプリでしたが、通信料はdocomo、au、SoftBankなどから請求されていましたが、それさえも無料ということですからこれはすごいことです。

つまり、LINEを通じて使用する通信容量は1GBに含まれません。

ちなみにフリープランのなかで私のおすすめは500円プランがもっともコスパ良いと思います。なぜなら以前こちらの記事「LINEで新規登録する方法まとめ!SIMなしSMSなしでもWifiさえあれば可能」ではSMSがあったほうが便利だという説明をさせてもらいましたが、このLINEモバイルは通常必要なFacebook認証やSMS認証が不要で、音声通話はLINE OUT(旧LINEでんわ)で代用できるからです。

このプランがおすすめするユーザーはこんな方です。

  • 連絡用として子どもにLINEを使わせたい親御様
  • 孫の写真を送ってもらうためにLINEを頻繁に使いたい方
  • 仕事の連絡をLINE中心で行う方

あくまでもLINEが中心のプランです。子どもに使わせるためのフィルタリングサービスもあります。TwitterやFacebookなど他のSNSも活用される方は次のコミュニケーションプランがおすすめです。

コミュニケーションプランの料金と容量

次にコミュニケーションプランです。

linecommunicationplan

こちらは1GBだったフリープランより大容量の3GBから10GBまでデータ容量を選択できます。さらに「Twitter」、「Facebook」も使い放題の対象(通信容量に換算されない)となるプランです。

このプランがおすすめするユーザーはこんな方です。

  • TwitterやFacebookも含めたヘビーユーザー
  • 動画やゲームなどSNS以外の通信も多用するヘビーユーザー
  • 仕事などでテザリングをよく行う方

こちらのプランもFacebook認証やSMS認証せずにすぐに使いはじめることができます。

速度

気になる速度ですが、回線はNTTドコモ回線で下り375Mbps、上り50Mbpsと高速です。またMVNEはNTTコミュニケーションズということで安定感もあります。他社格安SIMに見られるようにSoftBankの貧弱な回線を使っているということもありませんので通信障害などの心配はありません。

ようやく主力級の格安SIMが出てきたという感じがします。ちなみにデータ容量がプランを超えた場合は、200Kbpsに切り替わってしまいますが、0.5GB/500円で追加購入もできます。

その他(プラン共通)

いろんな特典があります。

  • 余ったデータ通信量は、翌月末まで繰り越し可能
  • 初月の月額基本利用料は無料
  • 当月使い切れないデータ通信量は、LINEモバイルユーザーにLINE経由でプレゼントすることができる(500MB~)
  • LINEアカウントを新規作成するときに、Facebook認証やSMS認証が不要
  • いずれのプランでもLINEの年齢認証及びID検索に対応
  • お子様にも安心:18歳以下のご利用者にはフィルタリングサービスが無償提供

カウントフリーの対象外

LINEモバイルの目玉の1つであるカウントフリーですが、対象外となる通信もあります。

ややこしくて間違えやすいのですが、LINEトーク上の動画のやりとりはカウントフリーの対象です。しかし、LINE LIVEやFacebook・Twitterのライブ動画などはカウントフリーの対象外です。無料だと勘違いして見過ぎには注意しましょう。

LINEモバイルと格安SIMの徹底比較

それでは比較です。皆さんが一番気になる料金、通信量、速度で比較しています。他サイトさんで見られるような、めっちゃくちゃ多くの項目で比較はしません。正直あまりにも多くの項目を比較してもわかりにくくなるだけだと思いましたので。

データ通信のみで比較

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※クリックで拡大します。

データ通信で見ますと通信量が1GBに収まるならLINEモバイルが一番お得です。しかし、毎月3GB以上使うならOCNモバイルがどの容量でもお得です。意外にもmineoは惨敗ですね。

音声通話ありで比較

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※クリックで拡大します。

1GBまでならLINEモバイル、3GBならmineo、4GBならOCNという結果です。ライトユーザーならLINEモバイル、ヘビーユーザーならOCNモバイルがお得という結果になりました。

LINEモバイル申し込み

OCN モバイル ONE申し込み

おすすめなのはこんな人

先ほども言いましたが容量で選べば間違いません。基準は月間1GB未満かどうかで見分けます。SNSの通信量を除いて1GB未満ならLINEモバイル、それ以上ならばOCNモバイルが断然お得です。

iPhoneユーザー

iphoneyouryo

設定のモバイルデータ通信をタップしてください。月間の通信量がわかります。

androidユーザー

android
設定からデータ使用をタップしてください。月間の通信量がわかります。

いずれの場合も注意するべきは、

・LINEモバイルのコミュニケーションプランの場合は、LINE、Facebook、Twitterの容量を除くこと

・LINEモバイルのフリープランの場合はLINEの容量を除くこと

・一方でLINE LIVEは除かないこと

・FacebookやTwitterのライブ通信は混在していること

に留意してください。

iPhoneは使えるの?

結論から言いますと使えます。iPhone5Sの一部から対応していて、iPhone6も対応しています。その他、130機種に対応しています。

こちらを参考に。

SIM動作確認済み端末

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まとめ

いかがでしたでしょうか。格安SIMに乗り込んできたLINEモバイル。主要SNSが無料といっても全てにおいて優れているわけではなさそうでしたが、ただじゃ起きないLINE。次なるサービスに期待しましょう。

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