LINEで強引にステップメールをする方法
こんにちは。みなさんステップメールされていますか?
今日はLINEでステップメールしたい!One to Oneのメールマーケティングがしたい!という方向けにその方法を解説します。
少し強引というか釣り気味なのはご愛嬌です!
ステップメールとLINE
通販業界のみならず、サービス業も含めてデジタルマーケティング領域において一般的になっているステップメール。
やり方しだいでは開封率30%、コンバージョン率10%超えなど明るい話もあり、また無料でできる販売策として重要性はいまなお高いままです。
一方でメールの利用率は年々落ちているのも事実で、若者向けの商材を扱われている方は特に悩んでおられるのではないでしょうか。
そこでメールマーケティングに代わるリーチ方法として真っ先にあげられるのがLINEです。
若者のコミュニケーションツールはいまやメールよりもLINEですし、全年代で使われているのでインフラとも言うべきツールに育ちました。
一方でこのLINE。ユーザーからすれば便利このうえないんですが、企業側からすれば、ステップメール機能はありません。一斉配信のみです。
これではダイレクトマーケティングツールとしては使えず、一世代前に戻ったかのようです。
LINEさん曰く、あくまでマス媒体という位置づけらしく、今後もステップメール機能をつけることは考えていないとのことです。
LINEビジネスコネクトならできる
実はビジネスコネクトという機能を使えば実現できます。
ビジネスコネクトとはLINEの仕組みを外部のシステム会社に提供して、新たな仕組み構築させる機能です。
大東建託さんなどが有名ですね。ビジネスコネクトを使って、賃貸物件のコールセンターみたいな仕組みを構築されています。
実際に売上に直結させている企業さんとしてはピザハットさんでしょうか。LINEで注文、配達指定までできます。
ではLINEを使ってステップメールができるのか…となると今のところ「売れるネット広告社」さんが実現しています。
売れるネット広告社さんは通販をされている企業さんなら知らない人はいないほど有名ですね。通販のコンサル会社の第一人者です。
売れるネット広告社さんは自社で使うというより、コンサル企業にマーケティングツールの一部として提供されているようです。
LINEに目をつけるところはさすがといったところですが、LINEビジネスコネクト費用にしろ、コンサル費用にしろ高額になるため、中小企業、個人にとっては夢のまた夢です。
ただそれでもなんとかできないかといろいろ試したのが、私が編み出した技です。
くどいようですが、無理やり感があるのはご愛嬌です!なにせ無料で実現しようとしているので目をつぶってください(笑)
LINE@で実現できる
結論から言えばLINE@を使えばできます。LINE@でなくてもLINEでもできますが、セキュリティ上好ましくないのでLINE@を使いましょう。
LINE@の機能は全配信と個別チャットです。
全配信はその名の通り、全員に配信できます。いわば同じ内容を友だち全員に送るメルマガと考えてください。
無料だと月間1,000トークまでという制限があるので今回こちらは使えません。
もう一つの個別チャットは機能としては個別にトーク、つまりOne to Oneメールができるのでステップメールに近いイメージです。
ただこちらも最大の欠点があり、友だちに追加してもらっただけでは自分からトークを送れません。
これは致命的ですね。どういうことかと言うと、友だち(お客様)から何かメッセージをもらえばトークを開始できますが、友だちから「トークを開始」していただかなければ自分からアクションできないということです。
相思相愛がわかっているのに告白してもらえない女の子のもどかしさと似た感情があります。
どうするか?
ならトークをもらおうって話です。つまり友達追加時に何かトークをもらうように誘導します。次のような例が考えられます。
このように名前を聞きます。名前を最初に聞くぐらいでしたら自然ですよね。名字だけでしたら面倒臭さもありません。実際のステップメールでも名字は聞きますからね。
そうすると次のように名乗ってもらえたらしめたものです。
実際には名前を聞きたいわけではなく、LINE@の性質上、友だち(お客さま)からアクションして頂いて、ステップメールに移行する所がポイントです。
無事アクションをして頂ければがんがんステップメールして売上を伸ばしてください。
注意点としては予め1:1トークの設定をONにしておいてください。やり方は次の通りです。
応答モードから、
スマホからしかできないので要注意です。PC版ではできません。
改善ポイント
もちろんそれはステップメールのように自動ではないことですよね。なんちゃってステップメールなので、実は完全手動です。
手間がかかるので薄利多売の商売だと向きませんね。高額商品や情報商材が合っているのではないかと思います。
またLINEの特性上あまり文字数が多いのは送れません(技術上送れないというよりは好まれない)。まぁここはLPに誘導する、ウェビナーなど動画URLを入れるなどでうまく回避してください。
ちなみにLINE@は無料だと月間1,000トークまでしか送れないと言われていますが、1:1トークは無制限なのでご安心を。
それでは少々強引なLINEを使ったステップメール講座でしたが、使いようによってはおもしろいネタかと思いますのでぜひ試してみてください。
こちらもオススメ。
LINE@ビジネス活用講座