LINEを使っているときに、友だちから送られたメッセージの中にあまり見かけない変な絵文字が混じっていることはありませんか?
こちらのような、四角にバツとなっている絵文字です。
実はこれ、絵文字ではなくて、相手が送った絵文字や特殊文字が文字化けしてしまっている状態!
四角にバツでなくても、四角に「?」の絵文字や、よくわからない英語の羅列になっているときも文字化けしている状態だと言えます。
今や日本人の大半が使っている連絡ツール「LINE」で文字化けしてしまうと、相手のメッセージの意図が読めずスムーズにコミュニケーションが取れなくなってしまいます。もしかすると、ユーザーの中には「四角にバツ」という形から否定的な意味に捉えてしまう人もいるかもしれません。
今回はなぜLINEで文字化けした状態で送られてしまうのか、そして文字化けしないで送る方法を解説します。さらに、文字化けしたものを解読する方法も合わせて紹介するので、参考にしてみてください。
LINEでの絵文字の出し方!スマホの絵文字なら無料!
まずはLINEでの絵文字の出し方をおさらいしてみましょう。実は、LINEで使える絵文字には2種類あります。
1つはスマホに入っていて、LINE以外でも使える絵文字。
この絵文字なら誰でも日常的によく見かけますよね。
出し方も簡単で、スマホのキーボードを切り替えるだけでOK!
もう1つの種類というのが、LINE特有の絵文字のことです。
LINEのトーク画面で「メッセージを入力」の横にあるマークをタップします。(なお、このマークはLINEの着せ替えデザインによって形が異なります。)
するとスタンプを選ぶ画面になるので、画面の一番左にあるマークをタップしましょう。そこからLINE特有の絵文字一覧が表示されますよ。
これはスタンプとは違い、誰でもダウンロード不要ですぐに使えます。LINE公式キャラクターがモチーフになっている、LINEの中だけの絵文字だと思うと良いでしょう。
スマホに標準で入っている絵文字やLINE特有の絵文字であれば、誰でも無料で使うことができますよ。
LINEの絵文字がiPhoneで表示されないトラブルの原因
上記で紹介した絵文字を使えば文字化けすることはほぼないのですが、ちょっとした原因で文字化けしてしまうこともあります。
しかもAndroidだけでなく、高機能のiPhoneでも四角にバツの絵文字になってしまうなどのトラブルが起こるのです。
なぜLINEの絵文字が表示されない、四角にバツの絵文字になってしまうのかのトラブルの原因を解説します。
iOSとAndroid間でのやり取り
現在流通しているスマホの端末はiOS(iPhone7など)とAndroid(Xperiaなど)の2つです。この2つは基本の構造は似ていてもまったく異なるスマホになっています。
そのため、iOSからAndroid、AndroidからiOSなど、異なる端末間でのメッセージのやり取りをすることで文字化けしてしまうことがあります。
アップデートのタイミングによる誤差
LINEは常に進化し続けているため、アップデートして新機能を追加することも多いです。しかし、AndroidとiPhoneのアップデートのタイミングが異なることはご存知ですか?
LINEではAndroid版が先にアップデートされ、続いてiPhone版がアップデートされるようになっています。
先にアップデートされたAndroid端末で新しく追加された絵文字を使ってiPhoneにメッセージを送ると、iPhoneは対応していないため文字化けしてしまうということです。
特殊記号を含む絵文字・顔文字
スマホのアプリを利用すれば、スマホに標準で入っている絵文字以外の絵文字を使ってメッセージを送ることができます。しかし、LINEに限らずそういった特殊文字は文字化けしやすいので注意してください!
絵文字だけでなく特殊記号を使った顔文字も文字化けしやすいので覚えておきましょう。
LINEの絵文字が表示されないのはdocomoだから?
例えば同じiOS端末でも、スマホのキャリアがau、SoftBank、docomoの3つに分けられます。このキャリアにはキャリア特有の絵文字があるのをご存知でしょうか?
キャリア特有の絵文字は同じキャリア同士なら同じように表示されますが、他のキャリアに送信することで文字化けしてしまうこともあります。
ユーザーの中では「docomoユーザーは文字化けしやすい」という声もありますが、実は「docomoだから」「SoftBankだから」なのではなく、お互いのキャリアが違うことで文字化けしているパターンが多いのです。
その点にも注意して、3つのキャリアに共通している絵文字を使うのが間違いないかもしれません。
ラインの絵文字が四角にバツの文字化けや英語になるときの対処法
人は文章でやり取りをするとき、自分の感情を言葉だけではうまく表現することはできません。だからこそ絵文字の需要が高まり、今ではいろいろな種類の絵文字が増えました。
しかし、同じ文面でも絵文字が異なれば相手の受け取る印象も変わります。「ありがとうございます」に笑顔の絵文字がつくか、土下座の絵文字がつくかでも変わりますよね。
では、LINEで絵文字を送ったときにどうすれば文字化けせず、相手にきちんとこちらの感情までを伝えることができるのでしょうか?
絵文字が四角にバツや、英語に文字化けしてしまう時の対処法は次の通りです。
・特殊記号は使わず、スマホやLINEについている絵文字を利用する
・キャリア共通の絵文字を使う
・アップデート時期をずらす
1番の対処法は、どの端末やキャリアにも共通している絵文字を利用することです。
こちらのスマホに入っている絵文字こそが、どのスマホにも対応している絵文字だと言えるでしょう。
古いスマホだと絵文字が対応していないことが多いため、できればiPhone7以降の新しい機種を使うといいですね。
さらに、AndroidとiPhoneのLINEアップデートの時期を考え、アップデートするタイミングをずらすのも良い方法です。
Android→iPhoneの順にアップデートするため、Androidのアップデート通知が来ても1週間くらいは待ってみてください。逆にiPhoneはアップデート通知が来たらすぐにアップデートを行います。
そうすることで、同時期にアップデートできるためタイミングによる絵文字の文字化けは少なくなるでしょう。
文字化けした絵文字を解読する方法
一度受け取った文字化けのメッセージって、何が書かれているか気になりますよね。そんな文字化けの絵文字を解読する方法があるのでしょうか?
実は、Androidには文字化けを解読する「Tofu Destroyer」というアプリがあります。
このアプリを利用すれば文字化けが元々何の絵文字だったかわかるでしょう。
しかし、iPhoneにはこのようなアプリはありませんでした!iPhoneで文字化けを解読するためには、相手からスクショを送ってもらうしかありません。
できるだけ普段から文字化けしないように配慮することで、お互いに気持ちよくメッセージをやり取りすることができるでしょう。