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LINE MUSIC、AWA、Apple Music音楽配信サービスを比較してみた
- 2015/10/21
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LINE MUSIC、AWA、Apple Music音楽配信サービスを比較してみた
スマホが普及した事で、音楽配信サービスも利用しやすくなり、提供会社やサービスが少しずつ増えてきています。
ここでは、その中でも代表的な3つの音楽配信サービスについて、それぞれの内容をまとめてみました。
1.音楽配信サービスの基本
本題の前に、音楽配信サービスの基本について、抑えておきましょう。音楽配信サービスは、スマホの普及や各提供会社のプロモーション活動強化により、近年、ユーザーが増えてきました。
音楽配信サービスを提供している会社は、大きく分けて2つあります。音楽レーベル系の会社と、携帯電話会社(キャリア)です。今回取り上げる、3種類の音楽配信サービスは、どれも音楽レーベル系会社のものに分けられます。
また、音楽配信方法も主に2種類あります。番組を選択し、番組内の音楽が次々と勝手に流れるラジオ型と、好きな音楽を検索して聴くことができる、オンデマンド型です。
それでは、次から、3種類の音楽配信サービスの内容を、具体的に見ていきたいと思います。
2.料金
- LINE MUSIC:ベーシックプラン¥500/プレミアムプラン¥1,000(Appleは¥1,080)
- AWA:Liteプラン¥360/Premiumプラン¥1,080
- Apple Music:個人プラン¥980/ファミリープラン¥1,480
料金だけで言えば、AWAのLiteプランが一番安いようです。
しかし、楽曲数や取り揃えている音楽ジャンル、利用可能時間(期間)など、料金以外の諸条件も併せてみると、一概にAWAが安いとも言い切れないと思います。これ以降、その他の項目も見てみましょう。
3.曲数と主なジャンル
- LINE MUSIC:150万曲以上/J-POPやK-POP
- AWA:数百万曲(2015年末までに約500万曲予定)/J-POPや洋楽
- Apple Music:数百万曲/洋楽やインディーズ
曲数が多くても、その内容がポイントです。きちんとした原曲が揃っていない場合もあるようです。
曲数だけでなく、具体的にどのような楽曲が揃っているか、課金前に確認する事をおすすめします。
4.参加レーベル・プロダクション数
- LINE MUSIC:28社
- AWA:23社
- Apple Music:非公開
参加レーベル・プロダクション数は、楽曲数にも影響します。
また、好きなアーティストや聞きたい曲が絞られている場合は、所属しているレーベル・プロダクションが、利用したい配信サービスに参加しているか、ちょっと見ておきましょう。
せっかく課金しても、聞きたい楽曲が少ないのでは、意味がありませんよね。
5.無料期間
- LINE MUSIC:平成27年8月9日で終了/現在は30秒のみ視聴可能
- AWA:3か月
- Apple Music:3か月
LINE MUSICの30秒というのは、サービス自体を判断するには、少々難しいような気がします。
他の2社は現在のところ、3か月の無料期間があるので、楽曲数やその内容などだけではなく、サイト自体の使用感や自分に合っているかも含め、今後の利用について、じっくりと考える事ができそうです。
6.特徴
- LINE MUSIC:LINEで友達と気軽に共有できる。/料金プランに学割がある。
- AWA:プレイリスト機能が充実している。/ユーザー登録が不要。
- Apple Music:オンラインラジオ「Beats1」やアーティスト情報を提供する「Connect」など、細かい機能充実している。
当たり前ですが、それぞれに魅力的な特徴があります。音楽を聴く時に、自分が何にポイントを置くかによって、選びたい機能やサービスも変わってきますね。
7.総合
ここまではひとつひとつの項目で比較してきましたが、総合評価ではどうでしょうか。
下記の通り、三者三様の結果となりました。
LINE MUSIC
学割がある事からも分かるように、若年世代を主なターゲットとしているようです。
他2つの配信サービスよりも、比較的、ライトユーザーが多いと考えられます。「そこまでコアな音楽ファンではないけれど、流行りの音楽は抑えておきたい。」という方に向いていると思います。
また、LINEでの共有機能が、音楽を通じてのコミュニケーションツールともなり、新しい音楽配信サービスの形として、非常に興味深いものです。
AWA
LINE MUSICよりも、音楽好きの人向けではないかと思います。
邦楽も洋楽もと、幅広い取り揃えがあるようなので、色々な音楽をじっくりと楽しめそうです。
また、プレイリスト機能により、自分の知らない楽曲やアーティストを見つけやすく、好きな音楽の幅を広げられるきっかけにもなるかもしれません。
ユーザー登録不要で、始めやすいのも良いですね。
Apple Music
iTunes Storeのデーターベースを元にしているので、取り揃えの楽曲は豊富なようです。
ただ、ユーザーの中には邦楽の曲数が少ないという声もあるそうです。Apple Music自体、日本国内よりも、世界市場に重点を置いていると思われます。
この為、洋楽メインに聴きたい場合は、Apple Musicが一番良さそうです。
また、楽曲そのものの提供だけではなく、ラジオやアーティスト情報など、音楽関連の多彩な情報発信がある事も、Apple Musicの魅力と言えるのではないでしょうか。
最後に
既に音楽配信サービスを利用している方も、これから利用する方も、少しでも参考になったでしょうか。
自分の好みや生活スタイルに合わせて、サービスも選んだり使い分けたりして、音楽ライフがもっと楽しく、充実したものになると良いですね。