- Home
- LINE MUSIC, スマホ・タブレット
- LINE MUSICでジャニーズ、アニソンなどが少ない理由
LINE MUSICでジャニーズ、アニソンなどが少ない理由
- 2015/10/21
- LINE MUSIC, スマホ・タブレット
LINE MUSICでジャニーズ、アニソンなどが少ない理由
2015年6月から、LINEが提供する音楽配信サービス「LINE MUSIC」がスタートしました。
下記のリンク先で音楽配信アプリが徹底比較されており、LINE MUSICの保有曲数は約2,500万曲とダントツ。
おすすめ音楽配信アプリ
しかし、配信曲の中でも、ジャニーズやアニソンなどの曲数が少ないという声もあります。ここでは、その理由について考えてみました。
1.「LINE MUSIC」とは?
本題の前に、「LINE MUSIC」自体について、少し取り上げてみます。冒頭でも述べたように、「LINE MUSIC」は、LINEが提供している音楽配信サービスです。
LINE MUSICアプリを端末にダウンロードし、会員登録をして利用できます。
また、LINEアカウントを既に持っている場合は、そのアカウントでログインし、利用できます。
「LINE MUSIC」の特徴として、LINEのトークやタイムラインはもちろん、TwitterやFacebookにも送れる事で、友達と曲をシェアできる機能や、LINEの友だちの聞いている曲が表示される機能があります。
これは、LINE提供ならではと言え、他の音楽配信サービスには無い機能として、注目されています。
2.料金は?
配信開始当初は無料期間がありましたが、これは2015年8月9日までで終了しています。現在、無料で利用できるのは、30秒間の試聴のみとなっています。
他は、月額定額料金を支払う事で、150万曲以上の音楽を楽しめるとされています。
料金プランには2種類あり、30日間で20時間までという上限があるベーシックプラン(¥500)と、上限時間無しの聞き放題のプレミアムプラン(¥1000/Appleは¥1080)があります。
ベーシックプランの方は、追加料金を支払えば、10時間ごとの時間追加ができます。また、それぞれのプランで、学割もあります。いずれも、チケットを購入しての利用となります。
3.ジャニーズ、アニソンなどが少ない理由
ここから、本題に入ります。様々な情報を元に、ジャニーズやアニソンなどの曲が少ない理由を、筆者なり推測してみました。
①邦楽の最新ヒット曲
LINE MUSICは、始まったばかりのサービスです。邦楽の取り揃えが多めという話もありますが、最新ヒット曲に限ると、そうとも言えないようです。
他サイトの情報ですが、2015年6月時点の調査で、邦楽の最新ヒット曲数の保有率を比較すると、TSUTAYAの宅配レンタルが100%、YouTubeで72%に対し、LINE MUSICは28%となっています。
それでも、他の音楽配信サービスよりは多いという結果になっています。しかし、ジャニーズやアニソンなどの中には、ヒット曲も少なからずあります。
この邦楽最新ヒット曲の保有率が、ジャニーズやアニソン曲の少なさにも、繋がっているのかもしれません。
②参加レーベルやアーティスト
①番と少し重なりますが、音楽配信サービスは、主にレーベルやプロダクションとの契約によって、楽曲提供がされています。
参加レーベルが少なければ、その分、楽曲提供も少ないという事になります。ただ、LINE MUSICは、参加レーベルが少ないというわけでは無さそうです。
事実、サービス開始当初の数字ではありますが、レーベルは23社、プロダクションは5社が、LINE MUSICに参加しているとの参考情報があります。
今は、もう少し増えているかもしれません。ただ、レーベルの話だけではなく、アーティストの意向もあるようなので、その辺が楽曲提供に影響している部分もあるのではと考えます。
③著作権
これが、一番の理由と言えると思います。特にジャニーズは、著作権や肖像権に厳しいと言われており、他の音楽配信サービスにも参加していません。
話がそれますが、ジャニーズは所属タレントのブログやTwitterなども禁止しているそうですから、その厳しさがうかがえます。
曲に関しては、CDの売り上げを確保する為との話もあるようですが、ジャニーズの曲を聞きたければ、CD・DVDか、ライブ・テレビという事になるのでしょうか。
また、アニソンが少ないのも、ジャニーズと同様に、レーベルやプロダクションとの契約における、著作権問題の兼ね合いで、楽曲提供が難しくなっているのかもしれません。
最後に
LINE MUSICは、まだまだこれから進化すると思います。
配信曲は更に増えていくようですが、無料で音楽が聴ける機会も多い現代で、ジャニーズやアニソンに限らず、お金を払ってでも聴きたいと、ユーザーが思える楽曲をどこまで揃えられるでしょうか。
これが、LINE MUSICの今後の課題であり、一番のポイントではないかと、筆者個人としては考えます。