自作!細いタッチペンを簡単に手作りする方法(画像あり)
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みなさんは市販のタッチペンが使いにくいと思ったことはないでしょうか。最近のタッチペンはよくなってきてるとは言っても思った通りに反応しなくて、いらいらすることも多いと思います。しかもタッチペンの先は太いので紙とペンのアナログの書き心地には程遠いのではないでしょうか。
私はデジタル人間ですから、初代iPadからデジタルをアナログに近づけるためずーーっと試行錯誤を繰り返しています。そうしてようやく細くて反応が良いタッチペンを見つけることができました。結論を言うと自作です。
自作と言ってもすごく簡単にできますのでぜひ試してみてください。快適さにやみつきになること間違いなしです!
タッチペンの完成イメージ
こう見えてけっこう簡単な作りです。ボディは補助軸(ペンシルホルダー)という昔あった短くなった鉛筆を持ちやすくするやつを使います。これは特にどれでもいいのでご自分の手に合うものを選んでください。手元が見えるのでかなり快適に書けます。
材料
①ICフォーム
エンジニア ICフォーム ZC-03
ICフォームって何?という方。簡単に言えば電気を通しやすい綿です。iPadのタッチパネルは人間に流れている微量の電気に反応して動かせます。そのため、タッチペンはボディもペン先も電気を通す必要があります。
この電気を通しやすい、形を成形しやすい(自作のため)という2つの特徴を持っているのがICフォームです。
②補助軸(小学生のとき使った短い鉛筆を長くするもの)
見た目にこだわらず安いやつでもいいならこれ。
ただ、少しカッコ悪いので下記もおすすめ。値段もリーズナブル。
これら2つを事前に用意しといてください。
作り方
では実際に作り方を見ていきます。
まずICフォームを大きめに切ってください。補助軸の穴より一回り大きいくらいです。あとあと使っているうちに馴染んでいい感じになります。穴と同じくらいとか穴より小さいとスカスカで筆圧に耐えられません。大は小を兼ねる。大きく切ってあとで少しずつ調整しましょう。
次に切ったICフォームをペン先に詰め込みます。前記の理由で少々無理やり詰め込む程度がちょうどいいです。繰り返しますが書いてるうちにいい感じに馴染んできます。多分、ICフォームは余るほどあると思うので失敗したら遠慮無く切り直しましょう。
余った部分を切り取って形を整えます。一度形を整えて実際に書いてみます。そうするとペン先が平べったくつぶれます。潰れたらまた余分な部分を切り取って整えます。これを2~3回繰り返すと、形がきれいに整います。これで完成です。
実際の書き心地
下記がタッチペンを使って書いたサンプルです。デジタル特有の直線がぐねぐねすることもなく、アナログで書いた感じとほとんど変わりません。「え?線曲がっているけど?」というのは僕の絵心です。ブログに載せるのもためらうほど元々が下手なんです。
書くときのポイントとしては普通の鉛筆のように斜めにせずに真上から押すように書くことと、書いているときはペン以外は体を接触させないことに注意してください。
いかがでしょうか。自作タッチペンといっても思いの外簡単にできると思われたのではないでしょうか。慣れるとだいたい10分あれば作れると思います。ぜひいろんなペンを作成してご自分に合うペンを作ってください!