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Instagramを使った海外通販のノウハウ公開!語学もサイトも不要!(後編)
- 2014/10/15
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Instagramを使った海外通販のノウハウ公開!語学もサイトも不要!(後編)
前回からの続きです。前回記事はこちら。
Instagramを使った海外通販のノウハウ公開!語学もサイトも不要!(前編)
海外との決済も簡単
海外と通販するときに意外とネックになるのが語学に続いて決済です。決済方法の説明も英語で行わないといけませんが、それよりは煩雑な銀行処理、為替や高額な送金手数料など問題は山積みです。ここで海外通販を断念する人も多いかと思います。
しかし、これも解決できる方法があります。Paypalというのをご存知でしょうか。日本ではあまり馴染みがないかもしれませんが、世界で最も有名な決済代行会社です。通貨が違う国同士での取引に多く使われており、銀行振込、クレジット決済、メール決済に対応しており、決済手数料、送金手数料も破格です。個人でも気軽に使えます。
さらには海外では超有名で馴染み深いのであえて決済方法を説明する必要もありません。Paypalを使うときには会員登録が必要ですが、有名すぎるため、ほとんどの人が使えると思っておいてかまいません。ここでも語学が不要になります。
「私の周りには使っている人いないけど・・・」と思うかもしれませんが、それは日本ではあまり普及していないからなので心配しなくてかまいません。
実際に使うのはPaypalのメール決済という機能です。これを使うと顧客のメールアドレスさえわかれば請求することができます。顧客は届いたメールから決済することができます。もちろんクレジットで決済してもらうことができるので非常に便利です。こんな便利なものがなぜ日本で普及しないのかわかりませんが・・・。
顧客の獲得方法
今回の最大のポイントです。いくらInstagramを始めても、誰にも見てもらえなければ意味がありません。既存顧客がいればその顧客にInstagramを始めたことを通知してフォローしてもらって・・・という方法が考えられます。もちろんこれは王道なのですが、海外通販もしたことがない方や企業がいきなりこの方法をとることはできません。一からフォロワーを獲得する必要があります。
ではどうやってフォロワーを獲得するかですが、答えはタグです。タグとは投稿をカテゴライズする機能のことですが、これを使うことで海外ユーザーからフォローしてもらえます。
実際に使っている人はわかりますが、タグをつけると全く知らない海外の人からもいいねやフォローをがんがんしてもらえますよね。それを利用します。もちろんタグは商品カテゴリ、色、形、特徴などのタグを入れましょう。テーブルであれば、#table #white #rectangle #life #japan など考えられるでしょう。
少しだけ私のヒントをお教えすると#forsale #shopmyclosetというようなタグをつけるようにしています。
しかし、実際にはもっとユーザーをイメージしてタグを考える必要があります。色々研究して反応の高いタグを見つけてください。テーブルを探している人だけではなく、テーブルが欲しいと思ってしまうような人向けのタグを考えるのもポイントです。世界にファンを持とうとしているのであれば、自社ブランド名を入れてもいいかもしれません。
また、投稿時間の研究もしてください。世界には時差があるので反応のいい時間帯があります。私の顧客は19時以降が最も反応が高いことがわかっています。これはある地域に顧客が偏っていることが要因です。
実際の通販の流れ
ここまででポイントを説明してきました。
では簡単にInstagramを使って、通販をする流れを整理します。
1.商品画像を用意する。
2.その商品画像と次の4つの情報を記載して投稿する。
①商品を補完する情報(色、形、サイズ、価格等)
②関連するタグ
③「Please leave “buy it” and your paypal email address in a comment.」
④「world wide shipping(WWS)」
※③は買いたい人は”買いたい”って書いてPaypal用のメールアドレス教えてねってことです。④は海外発送可能だよって意味です。
3.コメントを残してくれた人にはPaypalで請求する。
4.Paypalで支払われたら商品を発送する(Paypalで住所などもわかります)。
たったこれだけです。実際、この方法を使って私は販売できていますし、海外でもよく使われています。メールアドレスを記載するのは馴染まないんじゃない・・・と思われた方。それは日本人の感覚だと思ってください。日本は個人情報に敏感な国です。Facebookも写真は本人のみ、実名登録以外は違反なのにかかわらず、他人の写真を使ったり、仮名を使ったりして違反しているのは日本だけです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。サイトも語学も決済、プロモーションも全てがInstagramでできるということがわかって頂けたかと思います。最終的にはスマホのみで世界中の方々と取引する時代も来るのではないかと思っています。
そうなると日本の主婦からブラジルの富裕層へモノが渡るといった日もそう遠くはないと思います。非常に可能性を秘めたInstagramですが、まだまだ発展途上であるため、参入するなら今かと思います。
ぜひ活用してみて下さい。
前回記事はこちら。
Instagramを使った海外通販のノウハウ公開!語学もサイトも不要!(前編)