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リマケ、インタレスト、エンハンストetc。意外と知らないadwordsの違い
- 2014/10/10
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リマケ、インタレスト、エンハンストetc。意外と知らないadwordsの違い
Google Adwordsは実に多くの機能があり、ずば抜けて費用対効果が高いプロモーションです。
しかし、あまりにも高機能、多機能であるがゆえに初めてWEBプロモーションをする人や片手間にWEBプロモーションの運用をするような方には多機能すぎて混乱を招いていることでしょう。
例えば、商品リスト広告や動的リマーケティング、エンハンストキャンペーンなど最近追加された機能ほど馴染みがなく、言葉からも日本人にはイメージしにくいものとなっています。
ここではそれぞれの言葉の意味を整理し、適切なプロモーションを行うことで高い効果をあげて頂きたいと思います。
検索ネットワーク(Google Adwords)
Googleで検索した時の検索結果画面に出てくる広告です。検索したキーワードによって広告が出ます。検索しているということは消費者が欲しいと思っている商品・サービスであるため、最も費用対効果が高いものの一つです。抑えておく必要があるでしょう。
おすすめ度 | ★★★★★ |
---|---|
掲載場所 | 検索結果画面に表示 |
トリガー | 検索キーワード |
広告 | テキスト |
リーチ先 | 顕在顧客 |
リーチ数 | 中 |
興味 | 高 |
商品リスト広告(Google)
検索ネットワークと同様、検索結果画面に出てくる広告。テキストではなく、商品画像が出るので訴求力が高い。導入されてから日が浅く、競合はまだ少ない。商品を扱っている事業者にはオススメ。
おすすめ度 | ★★★★ |
---|---|
掲載場所 | 検索結果画面に表示 |
トリガー | 検索キーワード |
広告 | 画像 |
リーチ先 | 顕在顧客 |
リーチ数 | 中 |
興味 | 高 |
ディスプレイネットワーク(Google)
検索結果画面ではなく、Googleの自社サービスサイトまたは提携先サイトの広告枠に表示するサービスの総称。手法は様々であるが、WEB閲覧中のふとした瞬間に目に触れるため、「買いたい!」という見込み顧客よりはむしろ潜在顧客へのリーチに最適。
キーワードターゲット(Google)
予めキーワードを設定しておき、それに関連したページの広告欄に広告を出す方法。ピンポイントで出稿するためそれなりに効果が高い。
次のトピックターゲットと似ているがトピックはサイト単位であるのに対し、キーワードはページ単位。
おすすめ度 | ★★★★ |
---|---|
掲載場所 | 提携サイトの広告欄に表示 |
トリガー | 関連キーワード |
広告 | テキスト、画像 |
リーチ先 | 潜在顧客 |
リーチ数 | 中 |
興味 | 中 |
トピックターゲット(Google)
予め指定したトピックスと合致しているサイトの広告欄に広告を出す方法。幅広くなりリーチできる数は多くなるもののピンポイントではないので費用対効果は薄い。幅広くリーチしたいときにはオススメ。
前述のキーワードターゲットと似ているがキーワードはページ単位であるのに対し、トピックはサイト単位。
おすすめ度 | ★ |
---|---|
掲載場所 | 提携サイトの広告欄に表示 |
トリガー | 閲覧サイトの内容 |
広告 | テキスト、画像 |
リーチ先 | 潜在顧客 |
リーチ数 | 多 |
興味 | 低 |
インタレストターゲット(Google)
ユーザーの属性や興味に応じて、関連する場合にサイトの広告欄に広告を出す方法。「あなたはこれも興味あるはずよ」とGoogleが判断して表示してくれる。
おすすめ度 | ★★ |
---|---|
掲載場所 | 提携サイトの広告欄に表示 |
トリガー | 過去のデータ |
広告 | テキスト、画像 |
リーチ先 | 潜在顧客 |
リーチ数 | 多 |
興味 | 低 |
リマーケティング(Google)
一度自社のサイトに訪問したユーザーが他サイトを見ている時でもそのサイトの広告欄に広告を出せる。一度は自社に訪れているということは少なくとも自社商品に興味があるユーザーなので非常に効果が高い。検索ネットワークで買わなかった顧客でもこのリマーケティングで買うことも非常に多い。検索ネットワークをするなら絶対にセットするべき。かなりオススメ。但し、もちろんリーチ数は限られる。
おすすめ度 | ★★★★★ |
---|---|
掲載場所 | 提携サイトの広告欄に表示 |
トリガー | 過去に自社に訪れたことがある |
広告 | テキスト、画像 |
リーチ先 | 顕在顧客 |
リーチ数 | 少 |
興味 | 高 |
動的リマーケティング(Google)
リマーケティングと同様に自社に訪れたことのあるユーザーに広告を出せる。リマーケティングと違うのは一商品だけではなく、その他の自社商品を複数アピールできる。
おすすめ度 | ★★★ |
---|---|
掲載場所 | 提携サイトの広告欄に表示 |
トリガー | 過去の閲覧履歴 |
広告 | 画像 |
リーチ先 | 潜在顧客 |
リーチ数 | 少 |
興味 | 高 |
類似ユーザリストによるターゲティング(Google)
上記リマーケティングでターゲットとなったユーザーと似ているユーザーをGoogleがセグメント。そのユーザーに向けて広告を表示させることができる。自社がまだリーチできていない同じ趣味嗜好のユーザーにリーチできるため、それなりに効果がある。次の見込み客として有望。
おすすめ度 | ★★★ |
---|---|
掲載場所 | 提携サイトの広告欄に表示 |
トリガー | リマーケティングを元にした類似ユーザー |
広告 | テキスト、画像 |
リーチ先 | 潜在顧客 |
リーチ数 | 中 |
興味 | 中 |
プレースメントターゲット
上記のディスプレイネットワーク広告全般で使える機能。広告を出すサイトをこちらから指定することができる。
エンハンストキャンペーン(Google)
デバイスを優先させた広告出稿ができる。具体的にはスマホを優先させるなどといった使われ方をする。しかし、スマホのみといった指定はできず、あくまで優先にとどまる。
Google Adwords
今まで説明したGoogle広告サービスの総称。
まとめ
いかがでしたでしょうか。これ以外にもGoogle Adwordsは日々機能が追加・改善されています。その機能の一つ一つは本当に便利で使いこなすことで競合より抜きん出ることができます。ぜひ、一つ一つ押さえて差をつけていきましょう。