LINEワークス(Works)とは?LINEとの違いや料金について
- 2017/9/19
- LINE
LINEワークス(Works)とは?LINEとの違いや料金について
LINEワークスとはビジネス版のLINEです。トーク機能はもちろんのこと、アドレス帳の管理やクラウドストレージ、セキュリティ・管理機能、監査・モニタリングシステムなど企業向けの機能を利用することができます。
LINEワークスは利用するにあたって料金を支払う必要があります。プランは3タイプ。それぞれに利用できる機能の範囲が異なっています。
現在LINEワークスでは無料トライアルを実施しているので30日間は無料で機能の全てをお試し頂くことが可能です。
それでは詳しく解説していきますね。
LINEとの違いについて
LINEと同じくとても使いやすいLINEワークス。しかし、機能面ではLINEとLINEワークスではいくつかの違いがあります。
それはLINEワークスが企業向けに特化したサービスだからなんです。それではここからはLINEとLINEワークスの違いについて詳しく解説していきますね。
既読確認機能
LINEでは既読の有無は確認できても、グループトークなど複数でのチャットシーンでは誰が既読しているか、までは分かりません。
しかし、LINEワークスでは情報の伝達漏れを防ぐ為に誰が既読しているか、または既読していないかがすぐに分かります。
スタンプ機能
LINEではショップで購入したスタンプをトークにて自由に使うことができますが、LINEワークスではプリセットのスタンプのみ使用が可能です。
LINEワークスがビジネス向けに作られたサービス故の違いでしょう。仕事のメッセージをやり取りする上で多種類のスタンプは必要ありませんからね。
アドレス帳
LINEワークスには三つのアドレス帳があります。社内、共有、個人のアドレス帳です。また、登録されている人物の所属部署や役職、休暇中などの情報も細かく設定することが可能です。
通常のLINEアプリでは実装されていない機能です。企業向けのアプリならではの便利な機能ですね。
グループウェア機能
メールや掲示板、共有カレンダー、ファイルの共有など、企業運営になくてはならない機能が揃っています。
メール機能には安心できる強力なセキュリティ対策が施されていますし、大容量ファイルの送信も可能です。
掲示板機能は社内での意見の交換、情報の共有などに利用できる便利な機能です。投稿の既読、未読も確認できますし、必読の設定、アンケートの作成なども可能です。
カレンダー機能はメンバー間で予定を共有できるのでスケジュール管理に無駄な労力を費やすということが無くなります。
ファイルの共有機能は安全なセキュリティ対策の元に、適切なファイル管理を行えます。簡単にファイルの共有、確認を行えます。
トークログ・監査機能
トークやメールといったデータを10年分保存しておくことが可能です。保存しておくだけではなく、検索して確認、データのダウンロードも可能となります。
また、監査機能も充実しています。管理者はユーザーの利用履歴を細かい条件でサービスごとに検索することが可能です。
上記二つの機能はトラブルが起きてしまったときの強い味方になるでしょう。
セキュリティ管理機能
LINEワークスはセキュリティ機能も充実しています。パスコードを設定したり、ファイルダウンロードやテキストコピーの制限、遠隔でのデータ削除や初期化。特定のファイル形式の使用禁止など、安心の機能が揃っています。
トラブルが起きてしまったときの味方がトークログ・監査機能だとしたらこちらはトラブルを未然に防ぐ心強い味方でしょう。
利用料金
続いてLINEワークスを利用するにあたっての料金プランの説明をしたいと思います。LINEワークスの利用料金プランは3タイプです。
一つ目がライトプラン。次にベーシックプラン、最後にプレミアムプランです。それぞれのプランは料金が違います。そしてそれによって機能の制限もあったりします。それでは詳しく説明していきますね。
ライトプラン
ライトプランの大きな特徴としてはグループウェア機能に関して、メール、カレンダー、ファイル共有の機能が使えないということでしょう。
また、アーカイブ機能も使用できませんのでトークログは確認できません。トークと掲示板で使用できるストレージの容量は100GBです。
利用料金は年契約で1ユーザーあたり月額300円となっています。月契約で360円です。
ベーシックプラン
ライトプランではメール、カレンダー、ファイル共有の機能が制限されていましたが、ベーシックプランでは利用可能です。トーク、掲示板、ファイル共有で使用できるストレージの容量は一気に1TBになります。
ただし、アーカイブ機能はライトプランと同じく使用できません。また、メール機能とファイル共有機能においては1ユーザーあたりの利用可能容量は30GBまでとなっています。
利用料金は年契約でユーザーあたり月額500円です。月契約だと600円です。
プレミアムプラン
プレミアムプランにおいてはLINEワークス内の全機能を利用することができます。トーク、掲示板、ファイル共有で使用できるストレージの容量は10TBです。
メール機能は1ユーザーあたりの利用可能容量が無制限となります。ファイル共有は1ユーザー、1TBまで利用可能です。
利用料金としては年契約でユーザーあたり月額1000円。月契約だと1200円です。
無料トライアル
冒頭でも触れましたが、現在LINEワークスでは無料トライアルを実施しています。30日間はLINEワークス内のすべての機能を試すことが可能です。
無料トライアルはLINEワークスの公式ページから登録が可能です。自身で有料版に切り替えない限り、無料トライアルの終了後に自動で課金されるということはありません。
トライアル終了の7日前にも通知メールが届きます。これはとても安心できますね。
まとめ
通常のLINEとLINEワークスの大きな違いとしてはグループウェアの機能でしょうか。この機能によって社内の連絡をよりスピーディに、そして的確に行うことが可能になります。
セキュリティや監査機能も充実しているので安心して社内間、または社外と連絡を取ることが可能です。
料金プランとしては、企業単位で何を重視するかで選ぶものが変わってくるでしょう。グループウェアはあまり必要ない、という企業にとってベーシックプラン、プレミアムプランを選ぶ必要はありません。
逆にグループウェアが重要だという企業にとってはベーシックプランかプレミアムプランのどちらかの選択肢が有効になりますね。
無料トライアルは30日間全ての機能が利用できるので、3つのプランのどれで始めるかを見定めるというのもひとつのやり方でしょう。