LINEのグループを抜ける時の理由4選と退会方法
LINE利用者の多さに比例して、グループ機能を使っている方も多いでしょう。複数人と同時にやり取りや連絡が出来るので、とても便利な機能です。
しかし、グループを抜けたいと思った事はありませんか?ここでは、グループを退会したい時の理由と方法をまとめてみます。
1.LINEグループの利用率
他のインターネットサイトからの情報ですが、20~30代の男女約200名へのアンケートの結果、約8割の人が、何らかのLINEグループに入っているという結果が出ています。
その中でも、登録グループ数が1~5個という人が最も多く、また、グループに入っている(入っていた)人の約6割は、グループを退会した経験があるとの回答だったそうです。
この結果だけを見ても、LINEグループ機能利用率の高さと、グループ退会そのものは、決して珍しくない事がうかがえます。
2.グループを抜ける理由
ここからは、具体的にどのような理由でグループを抜ける人が多いのか、見ていきましょう。
①使わなくなった
単純に誰も使わなくなったり、グループ内でやり取りをしなくなったという理由が、一番多いようです。
これは、何かの勢いで作ったグループだったり、イベント関連の連絡に必要でグループ登録した場合などに起きるようです。
いずれも、頻繁にやり取りする必要が無かったり、イベント終了と共にグループの必要性が無くなるという事でしょう。
このように自然消滅のような形になるのは、退会したい人にとっては有難い事かもしれませんね。
②人間関係
グループ内のメンバーとトラブルになったり、嫌な経験をしたりなど、人間関係やコミュニケーションに問題が生じた時に、そのグループに居る事が難しくなる場合があります。
実際に、そのような経験をした方も少なくないでしょう。
また、自分達には問題は無くても、問題のある特定の人が、気に入らないメンバーを追い出したり、グループ内を荒らしたりして、グループが解散するというケースもあるようです。
③整理する
必要の無いグループを整理する意味で、退会する人もいるようです。その理由は、特定の人達だけで盛り上がっている、仲の良い友人が抜けたなど様々です。
グループが増え過ぎると、何のグループか、誰が入っているか、よく分からなくなってしまう事もあります。時には、自分にとって必要・不要を選別して、グループを整理してみる事も良いかもしれません。
④面倒くさい
自分に関係の無い話で、いちいちトークを受信したり、相手や話題に興味が無いのに、コメントを返さなければいけなかったりと、何かと面倒くさい事が多いのもLINEグループです。
どんなグループかに関係なく、単純にやり取りが面倒くさいと言う理由で、退会する場合もあるようです。必要な連絡以外は、メールやLINEをしないと言う人には、この傾向があるかもしれません。
3.退会する為の理由
「LINEいじめ」などという言葉もある昨今、ちょっとしたきっかけが、思いがけないトラブルに繋がる可能性もあります。
また、実際の友人・知人の場合は、現実での関わりもある為に、却って厄介な場合もあるでしょう。そのような事態を避ける為に、LINEグループを抜ける時にも、なるべく波風を立てずに退会したいものです。
ここでは、出来るだけスムーズに退会できる理由を考えてみたいと思います。いずれも、他のメンバーを立てるように心掛けると、良いのではないかと思います。
①他のグループも抜けたから
「グループが増え過ぎて、対応できないから。」「他のグループも抜けたので。」など、特定のグループだけでなく、他のグループも退会した(退会する)というニュアンスも含めると、角が立ちにくいと思います。
相手に「自分のグループだけではないのだ。」思ってもらえると、退会しやすくなるかもしれません。
ただし、他のグループにも重なっているメンバーがいる場合、抜けたいグループとは別のグループも退会しなければ、辻褄が合わない可能性が出るので、気を付けましょう。
②忙しくて
「子供に手がかかる時期で。」「仕事が忙しくなって。」「資格を取る事にして、その勉強があるから。」など、自分の事情を退会理由にするのも良いでしょう。
ただし、この時に気を付けたい事は、単に「私は忙しい!」アピールのようになると、他のメンバーに不快感を与える可能性があります。
「せっかくトーク貰っても、返せなくて申し訳ないから。」「落ち着いたら、また招待してね。」など、さり気なく、相手を思いやる印象を付けられると、後々の影響も少なくなるでしょう。
③迷惑メール
LINEでも設定次第では、見知らぬ人からトークが来たりします。そのようなケースと絡めて、「最近、(LINEで)迷惑メールが来るので。」と、一旦グループを退会して、そのままにするという方法もあります。
誰のせいでもないので、やりやすいかもしれません。ただ、「こういう設定にしたら良いよ。」などと、迷惑メールを防ぐ方法を、メンバーが教えてくる事も考えられます。
その時は、「ありがとう。そうしてみる。」と、相手のアドバイスを一度受け止めてから、「でも、やっぱり怖いし、皆に迷惑かけるかもしれないから、一度抜けるね。」と逃げてしまいましょう。
④お休みします
他の人との個別トークも、タイムラインなども、しばらく控えなければなりませんが、「LINE自体をお休みするので。」と言って、退会する人もいるようです。
「LINEが全く使えなくなるのは不便!」と言う人には不向きですが、面倒なやり取りが全て無くなるのは、意外と楽になれるかもしれません。
シンプルな理由だけに、そのままサッと退会してしまえば、余計な詮索もされずに済みそうです。
⑤機種変で
機種変をきっかけに、そのままグループを退会した人もいるようです。
特に、LINEのアカウントを変えた場合は、そのままフェードアウトできる可能性が高いです。
きっかけとしては多くは無いでしょうが、スムーズな退会方法かもしれません。
4.退会する時のマナー
どのような理由で退会するにしても、いきなり退会するのは、他のメンバーに対して失礼です。筆者も、登録していた少人数のグループで、急に居なくなった人がいました。
LINE自体からも居なくなり、共通の友人にも同じ事が起きたので、機種変でアカウントが変わったか、LINE自体を止めたのでしょう。
居なくなった相手は、比較的、交流の盛んな友人でしたが、それだけに良い気持ちはしませんでした。
退会する前には一言でも良いので、退会する旨をきちんと伝える事が、最低限のマナーだと思います。
5.繋がらない勇気
「Social Trend News」というインターネットサイトの記事に、とても良い事が書いてありましたので、ここでご紹介します。なお、文末の表現など、読みやすいように変えている部分があります。
「昔だったら、対面の交流だけで済んでいた人とも、SNSがある為に日常的に交流せざるを得ないことが増えています。
そんな時代だからこそ、繋がらない勇気が必要だと、私は思うのです。Facebookの友達の数が全てじゃない。
合わない人とは無理に仲良くなろうとしない。相手によっては、意識的に距離を置き、フェードアウトする。
そういう能力が、自分を守ることに直結する場合すらある。人の心の痛みに対する想像力は、成熟した大人の必須条件だが、人の心の痛みに鈍感な人は一定数いる。
自分を守る意味でも、LINEなどSNSの便利さをちゃんと受け取るという意味でも、人との付き合い方について、深く考える努力が求められているのではないでしょうか。」
最後に
便利な事も多い反面、面倒な事も多いのが、LINEグループです。そのような煩わしさを減らしたり、グループを上手く整理・管理する為にも、時には「退会」という選択肢を考えてみるのも良いと思います。