iPhoneのLINEで重い動画を送るには?
便利なアプリとして普及しているLINEで、写真や画像、動画を送る機会も多いと思います。
しかし、「容量制限で、LINEでは動画が送れない!」という事はありませんか?
ここでは、そんな時に使える方法を、4つ取り上げてみます。なお、説明に使用している端末はiPhoneです。
1.LINE toss(ライントス)を使う
重い(容量の大きい)動画を送りたい時に、LINE tossを使う方法があります。
LINE tossは、LINEが出している、画像・動画管理アプリで、送りたい相手がLINE tossをインストールしていなくても、LINEアプリを入れていれば、画像・動画を送る(シェアする)ことができます。
キャリアや携帯端末が異なってもやり取りできる点もメリットです。また、普通のLINEアプリで送るより、容量の大きい(時間の長い)動画を送ることができます。
LINEアプリで送れる動画サイズは1ファイルあたり300MBですが、LINE tossは500MBまで送ることができます。
送りたい動画の画質などにもよりますが、LINEアプリで送れるサイズの倍近くになります。
2. iCloud(アイクラウド)を使う
iCloudは、アップル社が提供するサービスで、iPhoneに保存されたデータを、インターネット上にも保存してくれます。
動画や写真だけでなく、連絡先やアプリなどのバックアップとしても活用できます。このサービスを使って、相手と動画を共有することが出来ます。
iCloudは、基本的にiPhoneには入っており、サインインすれば使えます。最初に使う時は、Apple IDに登録したメールアドレスなどが必要になります。
iPhone端末だけでなく、一定の動作環境であれば、iPadやパソコンからも使うことができます。無料で使えるiCloudの容量は5GBで、動画だと1ファイルあたり5分程度の保存が可能です。
iCloud全体の容量は、20GB(月額¥100)から最大1TBまで増やせますが、1ファイルあたりの容量は変わりません。
また、有料で容量を増やす前に、端末内の設定などで空き容量を増やしてみることをおすすめします。
iCloudの詳しい動画共有方法
iCloudの空き容量の増やし方
3.Air Drop(エアドロップ)を使う
Air Dropは、iPhone版の赤外通信のようなものです。iPhoneやiPad・iPodtouchで近くにいる人と、写真や動画だけでなく、連絡先やwebページなどの色々な情報を送り合うことが出来ます。
通信には、Wi-FiかBluetooth(ブルートゥース)という方法を使うので、これらが使える環境が必要です。容量に制限はなく、相手の空き容量がある限り、送れるようです。
ただし、送信完了まで時間がかかることも多いようなので、気を付けたいところです。
また、バッテリーの消耗も激しいそうなので、Air Dropは使いたい時だけオンにする事をおすすめします。
4.無料オンラインストレージを使う
インターネット上で、動画や画像だけでなく、携帯端末内の様々な情報を保管できるサービスで、バックアップとしても使えます。
iCloudもこの一種と言えますが、ここでは敢えて分けてご紹介します。オンラインストレージはインターネット経由なので、ネット環境があれば、パソコンやアンドロイド携帯などからも、見たり操作する事も可能です。
メールアドレスなどを登録するものや、アプリをインストールするものなど、使用方法はサイトによって、多少異なります。
相手と動画などを共有する場合は、相手に動画保存先のリンクを送り、そこにアクセスしてもらうという方法が主です。
また、サービスや機能も様々なものがあるので、使用用途に合ったものを選ぶと良いでしょう。
無料で使える容量は2GB~15GB程度と、サイトによって異なります。更に容量を増やしたい場合は、有料プランも揃っています。
気を付けたい点は、ほとんどのサイトは、データ消失の保障がないことです。
無料オンラインストレージを使う場合、動画に限らず、大切な情報などは複数のストレージサイトに保管するか、別の場所にコピーを取っておく事をおすすめします。
最後に
いかがでしたか?ここでご紹介した方法やサイトは、色々なサービスや機能が充実しています。それぞれのメリット・デメリットをしっかり把握して、幅広く活用してみましょう。