【対処法】サイトまたはアプリでのデータ侵害によりパスワード情報が漏洩しました、が出たときの対処法(Chrome)
- 2019/12/20
- その他
Chromeで
「サイトまたはアプリでのデータ侵害により、パスワード情報が漏洩しました。保存したパスワードをすぐに確認することをおすすめします」
が出たことはないですか?
こんなやつです。
ここでは原因と対処法をお教えます。
原因はChromeの仕様変更
このメッセージはパスワードが漏洩したサイトと「ID」と「パスワード」が同一のサイトにログインしたときに出てきます。
試しにこのメッセージが出たサイトと同じIDとパスワードを使っているサイトにログインしてみてください。
おそらくこのメッセージが出るはずです。
もう一度整理すると、
・サイトAでパスワードが漏洩
・サイトAと同じIDとパスワードを使っているサイトBにログインしたときにこのメッセージが出る。
・ただし、サイトAもサイトBもChromeのパスワード保存機能を使っている場合のみ
この条件が揃ったときにこのメッセージが出ます。
最近Chromeがアップデートしたのでそれの影響でしょう。
ここからは推測になりますが、実際に漏洩したサイトAがあるのか、それともGoogleが独自判断で安易なパスワードがついているサイトの場合に注意喚起でメッセージを出しているのかはわかりません。
対処法
サイトAと同じIDとパスワードを使っているサイトのパスワードをすべて変更する必要があります。
対象サイトは簡単に見られます。
まずメッセージが出たら「パスワードを確認」を押します。
「パスワードを確認」を押します。これによりChromeに保存されているパスワードを照合しにいきます。数十秒から1分ほどかかります。
セキュリティのレベル別に出てきます。重要度が高いのは「不正されたパスワード」の項目です。クリックしてください。
漏洩したパスワード一覧が出てきます。ここに掲載されているサイトのパスワードはすべて変更しておきましょう。
人によってはかなり面倒でしょう。私も120件ありました。
再利用や脆弱性があるパスワードを含めると1,500件あります。
ここからは自己責任となりますが、どうしても全部変えられないという方は、せめて重要なサイト(情報を改竄されたくない)ものやクレジットカードを登録しているサイトは最低限変えるようにしましょう。
「サイトまたはアプリでのデータ侵害により、パスワード情報が漏洩しました。保存したパスワードをすぐに確認することをおすすめします」まとめ
「サイトまたはアプリでのデータ侵害により、パスワード情報が漏洩しました。保存したパスワードをすぐに確認することをおすすめします」のメッセージが出た場合は同じID、パスワードを使っているサイトはすべてパスワードを変更するようにしてください。