iPad,iPhoneが「充電していません」と表示された時の原因と解決方法
みなさんはiPadやiPhoneを充電しても「充電していません」と言われて、充電できないことはないでしょうか。旅行や仕事など外出先でバッテリが3%しかなくて慌てて充電しても充電できないと焦りますよね。
故障かなーと慌てて修理に出すと初期化されてデータが吹っ飛んで、設定もやり直しってことになりかねません(バックアップを取っていれば別ですが)。私もアダプタをコンセントに差し込んで「さあ、がっつり使おう」って時に突然「充電していません」と出て焦ったことがあります。
そんな教訓も踏まえて充電ができない時の対処法を整理しました。修理に出す前にもう一度下記を確認してみてください。意外と簡単な方法で直ることもよくあるようです。
再起動、リセット
まずはPC時代からの王道です。やはりiPadも精密機械ですので衝撃や磁力、電気など何かの拍子におかしくなることがあります。その時はリセット、再起動が特効薬です。Apple社のサポートでもよくこれをやってくださいと言われます。
再起動の方法
デバイスの上部にある「スリープ/スリープ解除」ボタンを赤いスライダが表示されるまで押し続けます。スライダをドラッグしてデバイスの電源を完全に切ります。デバイスの電源がオフになったら、Apple ロゴが表示されるまで再度「スリープ/スリープ解除ボタン」を数秒間押したままにします。
リセットの方法
Apple ロゴが表示されるまで、スリープ/スリープ解除ボタンとホームボタンを同時に 10 秒以上押し続けます。
詳しくはこちらも参考にしてください。
OS デバイスの電源の入/切 (再起動) とリセット
放電させてみる
実際には充電しているのに%表示がおかしいだけということもあります。精密機会は電気に弱いのですが、長時間使っていると中で帯電しておかしくなることがあります。
その場合は一度バッテリを使いきって(0%)にしてから、20秒ほど放電(何もしない)してから充電をし始める直ることもあるようです。これもパソコンでもよく使われる方法ですよね。
充電が遅いだけ
充電されていない!と思ってしまうほど遅いこともあるようです。これはiPad限定で起こりがちなのですが、原因はiPhone用のアダプタでiPadを充電する時に起こります。
iPhoneのアダプタでiPadを充電すると通常よりだいたい2分の1から3分の1程度の充電スピードになります。出先だと2つ持ち歩くのは邪魔くさいのでついついiPhoneと兼用していて「いつもより遅いな・・・」と思ってしまうこともあります。
4つの故障
故障にもいろんな種類があります。いきなり本体が故障した!修理にだそう!と結論づけずに自分でもできる解決方法があるので1つずつ見て行きましょう。
コンセントが壊れている
まず一番最初にコンセントを疑いましょう。外出先なんて普段使っていないので、壊れていない保障はありません。
他のコンセントを試すか、そのコンセントで他の家電が使えるか試してみましょう。他のコンセントだと充電できた、他の家電だと使えた、となるとそのコンセント自体が壊れている可能性があります。
iPad,iPhone側のプラグが壊れている
この可能性もあります。外出先だと解決が難しいですが、他人のプラグを借りるとか家電量販店やコンビニに駆け込んでバッテリを買ってみましょう。それで直るようであればプラグが壊れている可能性があります。
ソフトウェアが破損
ソフトウェアが壊れている可能性もあります。その場合はiTunesで復元をしてみてください。時間もかかるのでそもそも充電できなければ試せないかもしれないですが、自分で試せる方法の最終手段ですね。
詳しくはアップルの公式サイトを見てみてください。
iTunes を使って iOS デバイスを出荷時の設定に復元する
本体が故障
こればっかりは一個人では直せません。サポートに電話して上記を試したけども改善しなかったと報告して直してもらうしかありません。
いかがでしょうか。一口に「故障」と言っても数多くあり、その中でも個人でなんとか直せる方法も多いかと思います。充電されないからと言ってすぐに修理にだすのではなく、一度上記の方法を試して見られてはどうでしょうか。