【Amazon】Prime MusicとMusic unlimitedの違いは?徹底比較してみた
- 2018/6/18
- キラーApp
Amazonでは、「Prime Music」と「Music unlimited」という似たような音楽ストリーミングサービスをやっていますが、この両者にはどんな違いがあるのでしょうか。
今回は邦楽のラインナップ、音質、料金の視点から比べてみました。「Prime MusicとMusic unlimitedの違いがイマイチわからない」という人は、必見の記事です。
Prime MusicとMusic unlimitedの違いをラインナップ・音質・料金で比較してみた!
双方のアプリの画像
ラインナップは?
Prime Musicには100万曲もの、Music unlimitedには4,000万曲もの国内外の音楽が入っています。…とはいっても「100万曲」だの「400万曲」だの言われても、好きなアーティストの音楽がないと意味がないもの。
…というわけで、J-POPの2018年上半期邦楽ランキングで比べてみました。
ビルボードランキングでは、このようになっています。
1位:米津玄師 / Lemon
2位:欅坂46 / ガラスを割れ!
3位:星野源 / ドラえもん
4位:乃木坂46 / シンクロニシティ
5位:TWICE / Candy Pop
6位:菅田将暉 / さよならエレジー
7位:DAOKO × 米津玄師 / 打上花火
8位:back number / 瞬き
9位:AKB48 / ジャーバージャ
10位:BTS (防弾少年団) / MIC Drop
米津玄師に欅坂46、星野源…。まさに2018年の今を担うアーティストばかりですね。
Prime Musicでは
- DAOKO × 米津玄師/打上花火
しか対象になっていません。
一方でMusic unlimitedでは、
- 欅坂46/ガラスを割れ!
- 乃木坂46/シンクロニシティ
- TWICE/Candy Pop
- 菅田将暉/さよならエレジー
- DAOKO × 米津玄師/打上花火
- BTS (防弾少年団)/MIC Drop
はありました。
AKB48の『ジャーバージャ』も、AKB48は最新シングルの2シングル前までの曲を配信しているため、2018年8月に新しいシングルが発売されたら、配信されるようになるでしょう。
米津玄師・星野源・back numberはアマゾン関連だけではなく、音楽ストリーミングサービスでの配信をしていないので、ありません。
執筆時点で一番新しいチャートである2018年6月18日付けのビルボードランキングでは、
1位:Sexy Zone / イノセントデイズ
2位:AKB48 /Teacher Teacher
3位:DA PUMP / U.S.A
4位:私立恵比寿中学 / でかどんでん
5位:米津玄師 / Lemon
6位:キム・ヒョンジュン / Take my hand
7位:RADWIMPS / カタルシスト
8位:宇多田ヒカル / 初恋
9位:TWICE /Wake Me Up
10位:King & Prince / シンデレラガール
というランキングになっていました。
このうち
- DA PUMP / U.S.A
- 私立恵比寿中学 / でかどんでん
- キム・ヒョンジュン / Take my hand
- TWICE /Wake Me Up
※宇多田ヒカル『初恋』はリリース前
は入っていて、最新曲もバッチリです。
ジャニーズはiTunesでの配信すらしていないほど音楽配信に消極的なので、ストリーミングサービスでも聴けないという結果になりました。AKB48の『Tescher Teacher』は、前途の通りAKB48は2シングル前になったら曲が配信されるので、リリースペースが例年通りなら、2018年中には配信されるでしょう。
RADWIMPSはバラバラに配信されているという感じで、カタルシストは配信されていません。ちなみに『前前前世』も配信されていないので、RADWIMPSファンからすれば、物足りなさを感じます。
- Music unlimitedのほうが圧勝
- 乃木坂46、欅坂46、TWICE、BTS…流行りどころはほぼカバー
- どっちもジャニーズや星野源、米津玄師は聴けない
音質は?
どちらも同じです。
音質の指標には「ビットレート」というものがあります。ビットレートとは、1秒間にどれだけのデータを詰め込んでいるかを指します。これが高ければ高いほど音質がいいとされ、反対に低ければ低いほど音質が悪いとされます。
youtubeでは最大192kbpsなので、これより低くなければ普通に音楽を聴くなら支障は生じないでしょう。
Prime Music、Music unlimitedともに最大256kbpsなので、音質はそこまで気にしなくても大丈夫です。ただし他のストリーミングサービスが320kbpsのところが多いので、数字だけで見れば少し音質は劣ります。
それにビットレートが高くなれば高くなるほど通信料も増えるので、通信規制もかかりやすくなります。256kbpsでも気にしなくて大丈夫でしょう。
- 音質はどっちも変わらず
- 他のサービスに比べると劣るものの、普通に聴くだけなら問題なし
- むしろ通信量を気にする人にはおすすめできない
料金は?
Prime Musicはアマゾンプライム会員へ無料で提供されているサービスで、プライム会員にならないと利用できません。
アマゾンプライム会員は年間3,900円(税込)か月額400円(税込)かかり、Prime Musicが聴けるだけではなく、動画配信サービスであるアマゾンプライムビデオや、写真保存サービスであるプライム・フォト、その他アマゾンでの配送特典もついてきます。
Music unlimitedはプライム会員と一般で料金が別れています。
個人プラン | ファミリープラン | Echoプラン | |
一般 | 980円(月) | 1,480円(月) | 380円(月) |
プライム会員 | 780円(月) | 1,480円(月) | 380円(月) |
登録アカウント数 | 1 | 6 | 1(Echoからのみ) |
一人暮らしなどで、個人プランを使う人はプライム会員になったほうがアマゾンの送料なども考えるとお得かもしれません。ただしファミリープランや、Echoからしか登録できないEchoプランの場合、料金は変わりません。
個人プランの「980円」という料金は、他のストリーミングサービスも900円台後半であるため、他とは変わらないでしょう。またファミリープランの1,480円というのも、他のサービスと比べてなんら変わりのない値段です。
- Prime Musicのほうが安い
- Music unlimitedは家族割やエコー割を上手に使おう
- 1か月無料お試しを使ってみよう
総合評価は…
ここまでの評判をまとめると
ラインナップ | 音質 | 料金 | |
Prime Music | 100万曲(邦楽は懐メロ多め、新しい曲は期待できず) | 最大256kbps | アマゾンプライム会員限定(アマゾンプライム会員は年間税込3,900円、月額税込400円) |
Music unlimited | 4,000万曲(新しい曲も多々あり) | 最大256kbps | 380〜1,480円(税込) |
どっちが勝ち? | Music unlimited | 引き分け | Prime Music |
となります。
曲数はMusic unlimitedの圧勝
音質はどっちも同じ ただし音質にプロレベルでこだわる人は別のサービスを使ったほうがいいかも
料金はPrime Musicのほうが安い ただしMusic unlimitedは家族割やエコー割あり
用途に合わせて使い分けよう
Prime MusicとMusic unlimitedを比べていきましたが、用途に合わせて使い分けていきましょう。懐メロを中心に聴く人ならPrime Musicでも大丈夫ですが、新しい音楽を聴きたい人はMusic unlimitedを使わないと、ほとんど聴けません。またすでにアマゾンプライム会員になっている人で、そこまで使わないという人ならPrime Musicで十分かもしれません。