【送信取消機能】LINEで送った誤爆メッセージを消す方法
- 2017/12/5
- LINE
LINEを日常的に使っていると、同級生や先輩後輩、職場の同期や家族などの身近な人だけでなく、会社の上司や先輩、アルバイト、取引先の人など、幅広いジャンルの相手とLINEの連絡先を交換するかと思います。
そうなると友だちリストが増え、LINEを通じて連絡を取り合う相手も増えてきますよね。そのとき、LINEを使う上で注意したいのが「間違った相手に間違った内容のメッセージを送ってしまう」といういわゆる「誤爆」です。
例えば友だちに「ハゲてきたね」と送るつもりが、上司に送ってしまったらどうなるでしょうか?もしかすると、次の日会社で呼び出されるかもしれません。
そういったトラブルを避けるためにも、間違えて送ってしまった誤爆メッセージはすぐに取り消したいもの。
今回はLINEのメッセージの「取り消し」機能と「削除」機能の違いと使い方などについて解説します。
LINEの「送信取り消し」と「削除」の違い
以前のLINEでは、一度送ってしまったメッセージを削除することはできるものの、あくまで自分の端末上だけのことで、相手の端末やトークメッセージには必ず残っていました。
なので一度誤爆メッセージを送ってしまうと、相手に読まれてしまうことが防げなかったのです。
しかしLINEで誤爆メッセージを送信する人が増えてきたためか、LINEの運営者もなんとか対処法を考えたのでしょう。
そしてユーザビリティ(使いやすさ・利便性)向上のため、一度送ったメッセージも自分の端末・相手の端末両方から削除できる「送信取り消し」の機能が追加されました!
現在のLINEでは「削除」と「送信取り消し」はハッキリと区別されています。
「削除」ではいつでもメッセージそのものの削除ができますが、自分のトーク履歴でのみ削除で、相手のトーク履歴には必ず残ります。
一方で「送信取り消し」では自分のトーク履歴、そして相手のトーク履歴からもメッセージが消えますが、時間制限があり、送信してから24時間以内に削除する必要があります。
削除と送信取消のやり方
それぞれのやり方も簡単です。
まずは削除、または送信取り消ししたいメッセージを長押し。続いて「削除」か「送信取消」のどちらかをタップします。
「削除」をタップするとこのように表示されるので黄色いボタンの「削除」をタップ。
「送信取消」だとこのように注意事項が表示されます。確認したらもう一度「送信取消」をタップ。
これでメッセージが両方のトークから削除されました!しかし、この画像のようにメッセージの送信を取り消した旨の履歴だけが残るので、その点は注意し、相手から聞かれたら「ミスだった」と上手に答えましょう。
LINEで送信取り消しできないときは
上記の方法でもLINEで送ったメッセージが送信取り消しできないこともあります。LINEのエラーを疑うかもしれませんが、送信取消機能を使うための条件があるのです。
・使っているLINEのバージョンを確認する
まずバージョンが古いと、送信取消機能が実装されていない可能性が高いです。現在出ているLINEのバージョンを確認し、自分が使っているバージョンが最新になっているかを確認しましょう。
・24時間経過したメッセージは取消できない
送信取り消しの制限時間は24時間。それ以上古いメッセージは送信取り消しができず、削除しかできません。
・インターネット環境の問題
相手側の端末からも消えるため、インターネット環境が安定していないときちんと送信取消ができません。
LINEのトークを削除して退出する方法
LINEをしばらく使っていれば「もうこの人とは話さないな」という人も出てくるでしょう。また、友だちをブロックしても友だちリストからは消えますが、相手とのトーク履歴は残っています。
自分のトーク一覧をスッキリさせたいなら、トークのスレッドを削除して退出するといいでしょう。そのやり方を解説します。
LINEには相手別にトーク一覧が表示されていますが、削除したいトークのスレッドは左にスワイプしてみましょう。すると右側に、画像のようなボタンが出てきます。
ここで「削除」をタップすれば、トーク一覧から消えるので、一覧がスッキリするはずです。
履歴だけは残しておきたいけど、トーク一覧をスッキリさせたいという場合には「削除」よりも「非表示」がおすすめです。
「非表示」も「削除」と同じようにトーク一覧からは消えるものの、再表示させたり、相手からまたメッセージを受信したりすることで一覧にまた表示されますよ。
もちろん、過去の履歴も残ったままなので、過去にどんな会話をしたのかも確認可能です!
LINEのトークルームやトーク履歴を削除したら相手側はどうなる?
最初の方で、LINEの送信取り消し機能を使うことで24時間以内に送信したメッセージであれば自分と相手、両方の端末でメッセージを削除できると解説しました。それではトークルーム全体やトーク履歴そのものを削除した場合はどうなるのでしょうか?
結論から言うと、トークルームを削除してしまうと自分の端末からは消えますが、相手のLINEや端末からは消えません。つまりトークルームの削除は「送信取消」はなく「削除」の方になるということです。
また、トークルームには「送信取消」のボタンはありません。24時間以内ならメッセージ1つ1つを「送信取消」すれば全て消えますが、24時間が経過したトーク履歴そのものを全消しするとしても、自分のLINEからしか消えないのです。
LINEで送信取り消しや削除したものは復活・復元できる?
LINEでは間違えてメッセージを削除してしまったり、過去のやり取りが見たくても削除してしまって見れないというときもあります。そんなときは消えたメッセージを復元させたいと思う人もいるでしょう。
まず、「送信取消」の機能についてですが、「送信取消」の復元はできません。これができてしまうと誤爆メッセージがバレてしまうということであり、意味がありませんからね。
そして「削除」の機能についても、一度削除してしまったメッセージは復活できません。一部でLINEの過去のメッセージを復元するソフトウェアやアプリもありましたが、筆者が使ってみたところ、期待するほどの効果もなく、ほとんど復活できませんでした。
結論として、一度削除や取り消しをしてしまったメッセージの復元は不可能です。なのでこれからLINEを利用するうえでメッセージの削除を検討するときは、きちんと保存しておきたいやり取りの内容がないかを確認しておきましょう!
削除する前にスクショして保管しておくなどしておくと安心かと思います。
それでは「送信取消」の機能を上手に活用して、誤爆によるトラブルを避けていきましょう!