iPhoneの広告ブロック対策プラグイン決定版!Sorry AdBlockerを使ってみた

iPhoneの広告ブロック対策プラグイン決定版!Sorry AdBlockerを使ってみた

皆さんお待たせしました!と言っても私が何かしたというわけではないですが、ついに出ました!

iPhoneを始めとするiOSに搭載されていた広告ブロックを排除できるワードプレスのプラグインです。

AdSense収益やアフィリエイト収入を得ているブロガーの皆さんはこの数ヶ月戦々恐々とされていたのではないでしょうか。その日々もこれで終わるかもしれませんね。

ワードプレスのプラグインで提供というのもうれしいところです。ブログ収益を得ている方の大半はワードプレスを使われていますからね。

なにより広告ブロックアプリは有料で買われているのに、その対策は無料でできるのは夢のようです。

前置きはこの辺にしてそれではさっそくその神プラグインの説明をしていきます。

Sorry AdBlockerとは?

先ほども言いましたが、iPhoneやiPadなどiOSに実装されつつあるコンテンツブロック、いわゆる広告ブロックしているユーザーに記事を見せなくする機能です。

iphone,iOS9の広告ブロックで半減するアドセンス収益を回復する対策

具体的には、最新記事を表示しようとした時のみ、指定したメッセージとひとつ前の記事へのリンクを表示されるという機能です。

設定項目は未実装ながらこれからも拡張されるような内容なので期待しましょう。

こんか神プラグインではあるのですが、作者はアンチ広告ブロッカーというわけではなく、私達より一つ先を見据えていらっしゃっています。

広告ブロックが悪いというわけではなく、広告ブロックというものはコンテンツ提供側にとって、

「広告売り上げが減る → コンテンツの質が下がる」「ユーザー分析の精度が下がる → コンテンツの質が下がる」

ということで結局は本末転倒となることを危惧し、それに警鐘を鳴らすということを趣旨とされています。

使用の際は作者の思いを尊重したいと思います。

使い方

使い方としてはめちゃくちゃ簡単です。

まずこちらからダウンロードしてプラグインを有効化してください。

https://wordpress.org/plugins/sorry-adblocker/

有効化したら左下の「Sorry AdBlocker Setting」を選びましょう。

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現時点で選べる項目は表示するタイトルと本文のみです。htmlで装飾は可能です。テンプレートコードとしては次の2つだけです。

{{previous_url}} : 一つ前の記事のURL

{{previous_title}} : 一つ前の記事のタイトル

テンプレートも用意されているのでいろいろ試してみましょう。

チェックボックスの項目は現時点では実装されていないですが、なにやら今後機能が拡張されそうな予感ではあります。

実装したあと、コンテンツブロックしたスマホでアクセスするとこんな感じ。

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注意すること

広告ブロックされている方を全て排除できるわけではなく、あくまでも最新記事を見せずにするだけです。過去記事はできないので気をつけてください。また、利用できるテーマにも制限があるようですので注意しましょう。

作者も書かれていますが、趣旨は広告ブロックの排除ではなく、警鐘だと仰っています。

広告ブロッカーは全員排除したいのはやまやまですが、こういう趣旨を理解しましょう。

恐らく「全て排除するプログインにしてください!」というような要望は作者の方々をおそらく愚弄するような行為なのでやめておきましょう。

あとこういう問題はイタチごっこです。

広告ブロックアプリが出て、その対策プラグインが出て、またそれを上回るアプリが出て、さらにプラグインが更新されるといったことが続きます。

機能もそうですが、万全な対策ではなく、あくまでも啓蒙であると割り切りましょう。

広告ビジネスが本来有料であるはずの有益な情報をフリーミアムという概念であたかも無料にしています。

そして広告ブロックということはそのモデルを壊す行為なので、元の有益な情報を無料で見ることができる世界に戻りませんか?という形が理想なのではと思います。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

広告ブロック決定版とはいえ、その機能はあえて限定的にされています。

一時期問題となったテレビ録画のCMスキップ機能のように、本来有益なコンテンツは有料であるべきで、CMなど広告を見ることで無料になっていることを認識しなければなりません。

一方でコンテンツの提供側としてはブログのコンテンツが有料に値するか?という議論もあります。

つまり、ブロガー側からすれば本来は有料にしても恥ずかしくないぐらい有益なコンテンツを提供しなければ広告を出す資格もないということの裏返しかと思います。

自分で書いていて非常に見の引き締まる思いですね。みなさんのコンテンツはいかがでしょうか。

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